発生日:2025年7月6日

AP通信によると、ガザでは日曜日、イスラエルの空爆により少なくともパレスチナ人38人が死亡したと病院当局者が述べた。一方、仲介者らが協議している停戦案の新たな詳細が明らかになり、イスラエルの交渉団はカタールへ向かった。

協議に詳しい関係者らが説明した提案は、60日間の停戦を定めるもので、ハマスが生存する人質10人と死亡した人質18人を引き渡す一方、イスラエル軍はガザとイスラエル、エジプトとの境界沿いに設けられた緩衝地帯まで撤退する。また、国連機関とパレスチナ赤新月社が配布する大規模な支援物資の搬入も盛り込まれていた。

AP通信によると、文書は戦争の恒久的な終結を保証していないが、その問題に関する交渉は60日間の停戦中も続くとしている。文書によれば、その期間中、ドナルド・トランプ大統領がイスラエルによる軍事作戦停止の順守を保証し、自ら合意を発表する。

外交が進められたこの日も、現地での暴力は止まらなかった。シファ病院のムハンマド・アブ・セルミア院長によると、ガザ市では住宅2棟への空爆でパレスチナ人20人が死亡し、ほかに25人が負傷した。ガザ南部では、ハンユニスのナセル病院当局者によると、ムワシへの空爆でさらに18人が死亡した。

AP通信によると、イスラエル軍はガザ市周辺のハマス戦闘員を攻撃したと発表し、その後、過去24時間にガザ全域の130カ所を攻撃したと報告した。イスラエル軍は南部への空爆について直ちにコメントしなかった。一方、ネタニヤフ首相府は、ハマスが停戦案に受け入れられない変更を求めていると述べた。

戦争のより広範な背景は変わっていない。2023年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃では約1,200人が死亡し、251人が人質となった。その大半は以前の停戦で解放されている。その後のイスラエルによるガザでの軍事作戦では、ガザ保健省によると5万7,000人を超えるパレスチナ人が死亡した。国連などの国際機関は、同省の統計をガザから得られる死傷者情報の中で最も信頼できる情報源として扱っている。

この報道に重みを与えているのは、外交の動きと戦場での動きが衝突していることだ。イスラエルの空爆でガザの数十人が死亡したその日に、交渉担当者らは支援物資の配布、部隊撤退、そして停戦が再び崩壊するのをどう防ぐかをめぐって議論していた。

資料一式からは、誰がこの提案を受け入れるのか、あるいは条件が守られるのかは分からない。しかし、次の段階の枠組みは示されている。人質交換、支援物資の流入、追加協議の約束を軸にした一時停戦であり、その間も戦争はガザの民間人の命を奪い続けている。

現時点で、確認された事実は十分明確だ。ガザの病院は、日曜日の空爆で少なくとも38人が死亡したと報告した。また仲介者らは、拘束されている人々の交換、支援、軍事行動の抑制と引き換えに、戦闘を短期間停止する新たな停戦案を提示していた。