紅海でマジック・シーズ襲撃、銃撃と手榴弾攻撃後に乗組員が退船
発生日:2025年7月6日
資料でマジック・シーズと特定されたリベリア船籍のばら積み貨物船が、紅海のホデイダ沖で襲撃された。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)とNOSの報道によると、船が浸水して火災が発生した後、乗組員は退船した。UKMTOによると、複数の小型船が手榴弾を使用して襲撃し、貨物船側も応射した。
この事件は、紅海で数カ月ぶりに起きた船舶への大規模な攻撃となった。情報源によると、船舶はフーシ派が支配する港湾都市ホデイダ近海を航行中に攻撃を受けた。報告は実行主体を明らかにしておらず、犯行声明もまだ出ていなかった。
2023年10月7日のイスラエルでの攻撃と、その後のガザ戦争を受けてフーシ派が商船への攻撃を開始して以来、紅海は世界で最も緊張の高い海運回廊の一つとなっている。NOSによると、同組織は船舶に対して100回を超える攻撃を実行し、その間に2隻が沈没、4人が死亡した。報道はまた、比較的平穏な時期を経て、この海運回廊の通航がここ数カ月で回復しつつあったとも伝えた。
こうしたより広範な背景は、マジック・シーズの事件が1隻の船舶を超えて重要な意味を持つ理由を説明している。紅海とスエズ経由の航路は、地中海とインド洋を結ぶ極めて重要な経路であり、そこでの攻撃は貨物輸送、保険、海軍の展開にたちまち影響を及ぼし得る。資料は、商船を保護するため複数の国が軍艦を派遣し、米国と英国が以前、フーシ派の軍事目標を攻撃したことにも触れている。
ただし、目の前の事実はもっと単純だ。船が武装した小型船の攻撃を受け、乗組員は船を離れられる程度には安全に退避し、救助を待っていた。UKMTOによると、船は浸水しており、攻撃によって船内で火災が発生した。報告によれば、身代金の要求や海賊行為に伴う要求は伝えられておらず、その点で通常の乗っ取り事件とは異なる。
攻撃についてまだ犯行声明が出ていないため、記事では責任主体を断定すべきではない。フーシ派はこうした攻撃について時間を置いて犯行声明を出すことが多いが、資料には、そのような声明が出るまで数時間または数日かかる可能性があるとしか記されていない。現時点で確実に報じられるのは、紅海で異例に深刻な攻撃が再び起き、マジック・シーズの乗組員が退船を余儀なくされたということだ。



