# 停戦協議が続く中、ガザ中部への攻撃で栄養補助食品を待っていた子どもたちが死亡
ガザ地区デイル・アルバラ | 2025年7月10日
BBCニュースとアルジャジーラが報じた病院関係者と支援団体の証言によると、ガザ中部の診療所前で、人々が栄養補助食品を受け取るために待っていたところをイスラエルが攻撃し、パレスチナ人少なくとも15人が死亡した。死者には子ども8人と女性2人が含まれ、デイル・アルバラの診療所前に集まった民間人の列を攻撃が直撃し、子どもを含む少なくとも30人がさらに負傷した。
攻撃はプロジェクト・ホープのアルタイヤラ診療所前で起きた。患者らは開所時間前に、治療と物資を求めて集まっていた。支援団体によると、この施設は栄養失調、感染症、慢性疾患に関連する治療に使われており、同団体は攻撃を人道法の重大な違反と表現した。BBCニュースは、デイル・アルバラのアルアクサ殉教者病院で撮影された映像に、爆発後、死傷した複数の子どもが床の上で手当てを受ける様子が映っていたと報じた。
目撃者らは、家族が診療所の外で待つ列を引き裂いたドローン攻撃について語った。BBCニュースが伝えたAFPへの証言で、ある男性は地面が揺れ、周囲が血と悲鳴で満たされたと述べた。その後、親族らは病院の遺体安置所に集まり、白い布に包まれた遺体が葬儀の祈りに向けて準備された。同じ報道によると、ある女性は死亡者の中に妊娠中の姪とその娘がいることを確認した。
イスラエル軍は、ハマスのメンバーを攻撃したとし、民間人に被害が及んだことがあれば遺憾だと述べた。標的となった人物は精鋭部隊ヌフバに所属し、2023年10月7日のイスラエル攻撃に参加していたとしている。軍はまた、現場周辺で負傷者が出たとの報告を精査していると述べた。この説明によっても、死傷者が医療と栄養支援を待っていた民間人だったとするガザからの報告が変わることはなかった。
攻撃は、ガザ全域でより広範な戦闘が続く中で起きた。アルジャジーラは、米国、カタール、エジプトを介した間接的な停戦交渉が続く一方、ガザ保健省によると、同じ日にガザ地区全域で少なくとも82人が死亡したと報じた。協議は、戦闘を60日間停止する可能性と、ガザで拘束されている人質の解放に焦点を当てていたが、双方は条件をめぐってなお公然と対立していた。
報道によると、ハマスは人質解放について柔軟性を示したと述べる一方、戦争を終結させ、イスラエル軍の撤退を確保する合意を引き続き求めた。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、人質解放と結び付いた一時停戦を追求しているものの、より長期的な合意にはハマスが武装解除し、ガザでの軍事的・統治上の役割を放棄する必要があると述べた。また、60日以内に合意に至らなければ、イスラエルは武力行使を続けると警告した。
人道状況は引き続き深刻だった。アルジャジーラによると、ユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長は、支援を求める家族が殺害されたことを非難し、物資が不足したままであるためガザの子どもたちが飢餓に直面していると警告した。同じ報道は、欧州連合がイスラエルとの間で、支援物資のための検問所をさらに開放し、インフラを修復し、支援要員を保護することで合意したと伝えた。一方、国連は4カ月ぶりに最初の燃料輸送を実施したものの、その量は1日当たりの必要量をはるかに下回ると警告した。
デイル・アルバラへの攻撃は、この戦争の中心的な矛盾を一層際立たせた。支援機関がすでに極端に不足しているとする援助や医療を受けようとしている最中に、民間人が攻撃を受けていたのだ。停戦協議がなお決着しない中、この日の死者は、支援を求めて列に並ぶ人々にほとんど保護が残されていないことを浮き彫りにした。
NeoTechNews編集部



