発生日:2025年7月16日
地元当局によると、ナイジェリア中部プラトー州の村を武装した襲撃者が攻撃し、少なくとも20人が死亡した。一方、地域代表者は死者を27人としている。襲撃は火曜日の早朝、リヨム地方行政区内のタホスで起きた。
プラトー州議会議員のデワン・ガブリエル氏は、襲撃が未明に起きたと述べた。ソーシャルメディアで拡散された画像には遺体や焼けた建物が写っているように見えたが、その画像だけでは襲撃の実行者を特定できなかった。犯行声明を直ちに出した組織はなかった。
同地域を担当する選出公職者のサティ・シュワ氏は、治安要員がいたにもかかわらず、襲撃者が銃となたを持ち、家々に火を放ったと述べた。BBC News Pidginは、被害を受けた集落をタホス共同体内のビンディ(ジェブとも呼ばれる)と特定した。
ベロム青年育成協会の全国会長、ソロモン・ダリョプ・ムワンティリ氏はBBCに対し、女性や子どもを含む27人が死亡したとして、より多い死者数を示した。同氏によると、月曜日の夕方に不審な動きが報告され、襲撃者が午前3時ごろ同地域に侵入する前に治安要員へ警告が伝えられていたという。同氏の説明では、負傷者が出たことや住宅が焼かれたことにも触れている。
提供された報道では、食い違う死者数は整合していなかった。プラトー州警察のアルフレッド・アラボ警視はBBCに対し、警察本部はまだ情報を収集中で、声明を発表すると述べた。このため、確認された被害規模と襲撃者の身元はいずれも未解明のままだった。
リヨム地方行政区の議長は、住民が眠っている間に襲撃が起きたことを確認した。同氏は、繰り返される暴力によって多くの人が避難を余儀なくされており、政府機関と非政府組織が食料、衣類などの救援物資を提供していると述べた。住民に冷静さを保ち、報復を避けるよう求め、当局は治安要員の増員を目指すと述べた。
襲撃は、ナイジェリア北部と中部の一部で暴力が繰り返される中で起きた。そこでは農業、放牧、土地、水を巡る争いに、武装襲撃が伴うことが増えている。こうした広範な緊張だけでは、この事件の責任主体を特定できない。AP通信は、前月に隣接するベヌエ州で武装集団が少なくとも150人を殺害したと報じており、農村地域への襲撃を巡る懸念がさらに強まっていた。
ガブリエル氏は、リヨムで頻発する襲撃が恐怖を生んでいるとして、治安対策の見直しを求めた。ムワンティリ氏も、治安部隊に警告が伝えられたとされるにもかかわらず、なぜ襲撃を防げなかったのかについて調査を求めた。直ちに犯行声明を出した者はなく、公式情報もなお更新されていることから、正確な死者数と事件の状況は引き続き捜査中だった。



