# バルトシュ・ズマルズリク、最多タイとなる6度目のスピードウェイGP世界王座を確定

ポーランド人ライダーはボイェンスでブレイディ・カーツの追撃を抑え、歴代の6度優勝者に並ぶとともに、1ポイント差で王座を守った。

開催日:2025-09-13。

バルトシュ・ズマルズリクは、デンマークのボイェンスで行われた最終戦を2位で終え、シーズン順位でオーストラリアのライバル、ブレイディ・カーツを上回るのに必要な結果を収め、最多タイとなる6度目のスピードウェイ・グランプリ世界選手権優勝を果たした。この結果、ズマルズリクは世界王座6度のニュージーランドのイワン・モーガー、スウェーデンのトニー・リカードソンに並び、競技史上初めて4連覇を達成したライダーとなった。

王座争いは最後のレースまでもつれ込んだ。ズマルズリクとカーツはボイェンス大会の決勝に進み、そこでカーツはグランプリでの連勝を5大会に伸ばした。しかしズマルズリクは、王座を1ポイント差で確定するために必要だった2位に入った。競技のシーズンは、王座を守る現王者とその座を奪おうとするライダーとの直接対決で幕を閉じ、会場の雰囲気も勝負の重大さにふさわしいものとなった。

この週末には、ほかにも大きな節目が生まれた。デンマークのワイルドカード、ミケル・イェプセン・イェンセンは2018年以来初のSGP出場でグランプリ3位に入り、英国のダン・ビューリーは同大会を4位で終え、世界選手権ランキングで銅メダルを獲得した。ビューリーにとってはシリーズ初の表彰台入りだった。

ズマルズリクは、これまでのキャリアで最も重圧の大きいレースだったと表現し、プレッシャーが現実のものだったと語った。また、シーズンを通じて自分を追い立てたカーツに感謝し、この挑戦をありがたく思っていると述べた。ポーランド人ライダーの発言からは、最初から最後まで接戦だった王座防衛戦の精神的負担がうかがえた。

一方のカーツは、シーズン終盤の並外れた好調を経て、世界ランキング2位となった。ボイェンス大会の前までにグランプリ5大会連続で優勝しており、その連勝によって王座を狙える位置まで迫った。それでも最終順位では、この競技最大の栄冠に1ポイント届かなかった。

ボイェンスでの大会には、デンマークの同会場でレースが始まって50周年の節目だったため、さらなる重みがあった。また、世界選手権の主導権が同じ少数のライダーの間で入れ替わり続ける中、ズマルズリクがシーズン全体を通じて再び最も安定していたことを証明したシーズンの締めくくりにもなった。

この王座獲得により、ズマルズリクは2026年、史上初のスピードウェイGP世界選手権7度優勝を達成する可能性を持ってシーズンに臨むことになる。30歳の彼は依然として全盛期に近く、すでに競技史上の偉大な選手の一人に位置付けられる記録をさらに伸ばす時間が残されている。

ひとまず2025年シーズンは、ズマルズリクが頂点に立ち、カーツが僅差で続き、最終大会の最後の瞬間に王座が決まるという、おなじみの結末で終わった。