出来事の日付:2025-10-10
パキスタン軍は10月10日、オラクザイ地区で先に起き、治安要員11人が死亡した攻撃に関与した武装勢力30人全員を治安部隊が殺害したと発表した。統合広報局(ISPR)はこの追跡作戦を「報復作戦」と表現し、男らがカイバル・パクトゥンクワ州で10月7日に起きた事件に関与していたと述べた。
軍によると、週前半のオラクザイでの暴力により、ジュナイド・タリク中佐とタイヤブ・ラハト少佐を含む治安要員11人が死亡した。ISPRは声明で、最新の作戦は信頼できる情報に基づきジャマル・マヤ地区で実施され、激しい銃撃戦となったと述べた。同局は、殺害された男らが先の攻撃に関与した同じ「ハワーリジュ」だとした。これは、パキスタンでテロを実行していると政府が主張する武装勢力を指す際に政府が好んで用いる呼称である。
声明はこの作戦をオラクザイ襲撃への報復と位置づけ、地域内にほかの武装勢力がいないか捜索する掃討作戦が続いていると述べた。この表現が重要なのは、軍がこの行動を単なる戦場での成功ではなく、自軍要員に対する致命的な攻撃後に抑止力を回復するための標的を絞った対応として提示していることを示すからだ。
文民指導者らもすぐに同じメッセージを発した。シャバズ・シャリフ首相は、治安要員が大きな危険を冒して国を守っていると述べ、アシフ・アリ・ザルダリ大統領は、自身がテロ組織網と呼ぶものを解体したとして部隊を称賛した。モフシン・ナクヴィ内相も作戦を評価し、武装勢力がパキスタンのどこにも潜伏することを許さないと述べた。こうした公式発言は、この作戦を巡る表現において文民と軍の指導部がいかに緊密に足並みをそろえているかを改めて示した。
この出来事は、より広範な傾向にも当てはまる。パキスタンではカイバル・パクトゥンクワ州とバロチスタン州で攻撃が急増し、警察、治安要員、そのほかの国家関連標的が繰り返し攻撃を受けている。非合法組織テフリーク・イ・タリバン・パキスタンが2022年に政府との停戦合意を破棄して以降、暴力は増加した。イスラマバードは、武装勢力がアフガニスタンの隠れ家を利用して攻撃を仕掛けていると主張する一方、アフガニスタン当局は彼らをかくまっていることを否定している。
オラクザイでの殺害は、大きな損失が相次いだ週に起きた。当初の事件の翌日には、デラ・イスマイル・ハーンで行われた別の情報に基づく作戦でパキスタン陸軍の少佐が死亡し、武装勢力7人も死亡したとされた。先月には、わずか数日の間に起きた複数の事件で、カイバル・パクトゥンクワ州の兵士19人が死亡した。こうした状況を背景に、政府は、パキスタンが国境の向こう側から持続的な脅威に直面しているとの政治的メッセージを強めている。
そのメッセージは、インドに対する非難とも絡み合っている。パキスタン当局者はニューデリーが国境を越えた武装活動を支援していると繰り返し非難しており、オラクザイに関する軍の声明でも、武装勢力を「インドの支援を受けた」と表現した。アフガニスタン政府はTTPの隠れ家を巡るパキスタンの主張を一貫して否定しており、地域の対立は今や治安危機であると同時に外交的な対峙にもなっている。
イスラマバードにとって、オラクザイ作戦後の重要な問題は、このような急襲が攻撃を減らせるのか、それとも報復的暴力の連鎖を深めるだけなのかという点だ。10月10日、軍が示した答えは即時かつ強硬なものだった。襲撃者30人全員が死亡し、死者への復讐は果たされ、残る武装勢力の追跡は続くというものだ。



