南アフリカでバス事故、42人死亡、49人負傷
事故発生日、ジンバブエ人とマラウイ人の乗客を乗せたバスが、南アフリカ北部のルイス・トリハート近郊で国道N1号線を外れ、険しい峠の土手を転落した。当局によると、少なくとも42人が死亡し、ほかに49人が負傷しており、この地域で今年報告された道路事故の中でも特に死者の多い事故の一つとなった。
運輸省によると、事故は2025年10月12日日曜日の午後6時ごろ、プレトリアから北へ約400キロに位置するルイス・トリハートの町近くの道路区間で発生した。車両はジンバブエへ向かっていた。当局者によると、死者には子ども7人、男性17人、女性18人が含まれていた。負傷者のうち6人が重篤で、31人が重傷を負い、複数の病院へ搬送された。重篤な子ども1人は治療のため航空搬送された。
事故は突如として壊滅的な展開をたどった。バスは道路を外れて険しい土手を転落し、上下逆さまの状態で停止したため、救助隊は残骸の下を捜索することになった。当局が公開した写真には、横転したバスの下で活動する緊急対応要員の姿が写っていた。リンポポ州政府によると、救助活動は夜遅くまで続いた。
原因は直ちには判明しなかった。この不確実性は重要だ。道路は状況が厳しくなり得る山岳地帯を通っているが、提供資料で得られる証拠は、機械的故障、天候、運転手の過失のいずれも原因として特定していない。運輸省は責任の所在を示しておらず、報道もそうすべきではない。
乗客名簿は、政治的にも感情的にも慎重な扱いを要するものだった。運輸省によると、乗客は帰国途中のジンバブエ国民とマラウイ国民だった。南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領はジンバブエとマラウイに哀悼の意を示し、今回の事故を、道路の安全が全国的に強調される同国の毎年恒例の「交通月間」と関連づけた。この声明は、事故現場だけにとどまらない、災害のより広範な地域的影響を浮き彫りにした。
犠牲者の内訳から、惨事の人的規模は明らかだ。死者には子ども、男性、女性が含まれ、さらに数十人が複数の病院へ搬送する必要があるほど重いけがを負った。これは、一つの現場だけで治療するのではなく、複数の施設にまたがる大規模な緊急対応が行われたことを示唆している。
未解明のままなのは、なぜバスが道路を外れたのかという点だ。捜査当局は、速度、疲労、道路状況、機械的故障、あるいはその他の要因が影響したかどうかを突き止める必要がある。現時点で確認されているのは目の前の事実だ。南部アフリカを越えて帰宅する人々を乗せたバスが山岳道路から転落し、42人が死亡、49人が負傷し、地域が悲しみに包まれている。



