# イスラエルの徴兵制度変更をめぐり、数千人の正統派ユダヤ教徒がニューヨークで集会
2025年10月19日、数千人の超正統派ユダヤ教徒がニューヨーク市のイスラエル領事館周辺の通りを埋め尽くし、宗教学生をイスラエルの徴兵対象外としてきた長年の免除措置が廃止される可能性に抗議した。
デモはマンハッタンの国連本部地区から1ブロックの場所で行われ、サトマール派共同体の主要人物に加え、催しの開催を支援した米国・カナダ中央ラビ会議の支持を集めた。群衆の規模の大きさは、兵役をめぐる論争がイスラエル国内に限定されていないことを示した。また、この問題は国外のハレディ共同体、とりわけニューヨークとその郊外でも強く共鳴している。
抗議の中心にあるのは、超正統派ユダヤ教徒の男性を軍に徴兵し始めるよう政府に命じた、昨年のイスラエル最高裁判所の判決だ。宗教学生は数十年にわたり、1948年のイスラエル建国時にさかのぼる免除措置を享受してきた。イスラエル国内の批判者は、特にガザでの戦争によって負担分担をめぐる公の議論が激しくなる中、この免除は不公平だと主張している。免除の支持者は、兵役の義務化が宗教生活を損ない、信者をトーラーの学習から引き離しかねないと主張している。
この集会は、超正統派内部における問題の複雑さも浮き彫りにした。しばしば対立する、影響力のあるサトマール派の大ラビ2人が、いずれも信者に参加を呼びかけたことは、徴兵をめぐる争いが、従来の分断を乗り越えるほど切迫したものになったことを示している。サトマール派共同体の指導者、ラビ・モイシェ・インディグ氏は、参加者数が予想を上回った可能性があると述べ、この問題をめぐって危機感が高まっていると説明した。
軍の徴兵制度が連立政治で最も微妙な問題の一つとなっているイスラエルでは、政治的影響が重大なものとなる可能性がある。しかしニューヨークでの抗議は、その影響がさらに広がり、離散ユダヤ人共同体がイスラエルの政策や、現代のユダヤ人としてのアイデンティティーにおける宗教生活の位置付けとどう向き合うかにも影響していることを示した。
資料一式に含まれる報道には、イスラエル当局者の反応も、直ちに行われる政策変更の具体的な規模も示されていない。しかし、徴兵をめぐる議論が、象徴面でも参加の面でも国際的なものになったことは明確に示している。
そのため、マンハッタンでの集会は、一午後の抗議を超えた重要性を持つ。徴兵問題を自らの生活様式に対する直接的な脅威とみなす共同体が、イスラエルの政策転換への反対を公に示したものだった。群衆のメッセージは明快だった。この問題は決着しておらず、彼らはイスラエル国内だけでなく、エルサレムから遠く離れた場所でも闘い続けるつもりだということだ。



