# ロシアの破壊工作計画への関与疑い、ポーランドとルーマニアがウクライナ人を拘束

ポーランドとルーマニアの当局は、爆発物入りの小包や、ウクライナを支援する国々を不安定化させることを意図したその他の行為を伴う、ロシア情報機関によるものとされる破壊工作活動をめぐり、ウクライナ国籍者を拘束した。

ポーランドでは検察当局が、ロシア情報機関のために活動した疑いでウクライナ国籍者1人を拘束したと発表した。この人物は、国内各地での破壊工作の準備に関与した疑いでここ数日中に拘束された8人のうちの1人だという。ドナルド・トゥスク首相はXに逮捕について投稿し、ポーランドの特務機関担当相トマシュ・シェモニャク氏は、軍事施設と重要インフラの偵察、破壊工作用物資の準備、直接攻撃が活動に含まれていたと述べた。

これとは別にルーマニア当局は、ロシア情報機関の代理として行動していた21歳と24歳のウクライナ人2人が、即席爆発装置の入った小包2個をブカレストの国際宅配会社に預けたと発表した。ルーマニア情報機関の専門家が装置を無力化した。2人は30日間の予防拘禁に付された。

ポーランド検察当局によると、より広範な計画には、輸送中に自然発火または爆発するよう、爆発物や発火物を入れた荷物をウクライナへ送ることが含まれていた。当局者によると、その目的は住民を威嚇し、キーウを支援する欧州連合(EU)諸国を不安定化させることだった。

今回の逮捕は、2022年2月にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始して以来みられるパターンと一致している。ポーランド当局は、破壊工作やスパイ活動の疑いで数十人を拘束したとしている。一方、西側当局者らは、ロシアとその代理勢力がここ数年、欧州各地で数十件の攻撃やその他の事件を起こしたと非難している。

資料一式はまた、リトアニアで先月、複数の欧州諸国で放火を計画した疑いのあるロシア関連のネットワークを検察当局が摘発したことにも言及している。こうしたより広範な地域情勢を背景に、当局が今回の拘束を個別の犯罪事件ではなく、国境を越えた安全保障上の問題の一部として扱っている理由が説明できる。

現在の記録は、法廷で有罪が確定したことを示すものではない。示されているのは、容疑、逮捕、そして無力化された装置である。しかし同時に、欧州の治安機関が、モスクワの情報機関とつながり、実際の混乱だけでなく恐怖も生み出すことを意図した脅威だとみなすものに、どのように対応しているかも示している。

NATO東翼の国々にとって、懸念は一つの小包や一人の拘束者だけに関するものではない。宅配サービス、保管拠点、日常的な国境を越える移動を隠れみのにして、通常の商業システムを通じて破壊工作が組み立てられている可能性が問題なのだ。

ポーランドとルーマニアでの拘束が、直接的な法的結果を超えて重要なのはそのためだ。これらは、ウクライナ戦争がもたらした最も根強い副産物の一つとなっている、より広範な防諜戦を反映している。