# ロンドンで残虐な2人殺害、コロンビア人の男に最低42年の終身刑

ロンドンで男性2人を殺害し、その遺体をスーツケースに入れてイングランド南西部に遺棄したコロンビア人の男に、最低服役期間42年の終身刑が言い渡された。英国社会に衝撃を与え、警察が大規模に対応した事件だった。

ヨスティン・アンドレス・モスケラ被告(35)は、アルバート・アルフォンソさん(62)とポール・ロングワースさん(71)を殺害した罪で今年すでに有罪評決を受けており、2025年10月24日にウーリッジ刑事法院で判決を言い渡された。検察によると、モスケラ被告は2人が暮らしていたロンドンのアパートでハンマーとナイフを使って殺害した後、遺体の首を切断して解体し、その一部をブリストルへ運んだ。

警察は殺害から3日後の2024年7月、クリフトン吊橋付近で遺体の一部を発見した。捜査員はその後、ロンドン西部にある被害者宅でさらに遺体を発見した。ロンドン警視庁は、これまで扱った中でも特に凄惨な事件の一つだと説明。刑事らは、アルフォンソさんが殺害される様子を収めた映像を含め、映像の確認に数百時間を費やしたと述べた。

ジョエル・ベナサン裁判官は、犯行は計画的で、徹底して邪悪なものだったと述べた。一方、モスケラ被告にコロンビアでも英国でも前科がなかったことや、幼少期に虐待を受けていた可能性などを理由に、仮釈放のない終身刑の適用は見送った。それでも、すでに服役した期間を考慮すると、この判決によりモスケラ被告は40年以上にわたって釈放の対象とならない。

モスケラ被告は金曜日、児童ポルノ所持の3件についても有罪を認めた。裁判官は、被害者の銀行口座から金を盗もうとし、さらに2人の住居を売却しようと考えていたことなどから、モスケラ被告が襲撃によって利益を得るつもりだったと考えていると述べた。

事件の事実は、暴力的な殺害に続き、証拠を隠すための意図的な行動があったことを示している。量刑によってその全体像は長期の服役刑という形で明確になったが、犯行の残虐性や、その後の捜査が長期に及んだことをめぐって事件が引き起こした、より広範な不安が消えたわけではない。

ロンドンの警察にとっても、この事件は近年扱った中で最も不穏な事件の一つとなった。殺害がどのように行われたかという詳細は今なお陰惨だが、ウーリッジ刑事法院で言い渡された判決により、被害者の遺族には法廷での正式な結末がもたらされた。

最低服役期間が長期に設定されたため、将来の仮釈放判断が予想外の結果をもたらさない限り、モスケラ被告は残りの人生の大半を拘禁下で過ごすことになる。