# アイルランド大統領選が投票終了、コノリー氏とハンフリーズ氏が開票待つ

この出来事が起きた日、アイルランド大統領選挙の投票が締め切られ、キャサリン・コノリー氏とヘザー・ハンフリーズ氏のどちらが同国第10代大統領としてマイケル・D・ヒギンズ氏の後任となるかを決める開票作業へと移った。BBCの報道によると、結果の最初の兆候が判明するのは翌朝になってからで、公式発表はその後、ダブリン城で行われる予定だった。

選挙戦は、ある意味では単純で、別の意味では複雑だった。コノリー氏は、シン・フェイン党を含む幅広い左派寄りの連合から支持を受ける無所属候補として出馬。一方のハンフリーズ氏は、連立与党を構成する二大政党の一つ、フィナ・ゲール党を代表した。3人目の候補でフィアナ・フォイル党のジム・ギャビン氏は、賃貸住宅をめぐる紛争の問題を受けて撤退したが、候補者指名の締め切り後は氏名を残すことが法律で義務づけられていたため、投票用紙には引き続き名前が記載された。

この手続き上の特殊事情が重要なのは、アイルランドが単記移譲式投票による比例代表制を採用しているためだ。ギャビン氏に投じられた票も依然として有効で、必要に応じて移譲される可能性がある。実質的な候補が2人だけの選挙では、その仕組みは多数の候補を順次排除することよりも、撤退した候補の名前がなお開票結果にどう影響し得るかを理解することに関わる。

BBCによると、約360万人の市民に投票資格があり、43選挙区のおよそ5,500カ所の投票所で午前7時から午後10時まで投票が行われた。しかし、投票率はすでに懸念材料となっていた。初期の非公式な兆候からは、2018年に記録された40%弱という過去最低の投票率を上回るのも難しい可能性が示唆された。これは市民の関与を示すだけでなく、有力候補の名前を超えて、この選挙戦がどれほどの政治的熱気を生み出したかを測る指標としても重要になる。

この日は、象徴的な場面もいくつかあった。マイケル・D・ヒギンズ氏が投票し、首相のミホル・マーティン氏と主要候補2人も投票した。またBBCは、104歳のブライディ・ダンフィーさんがダブリンの自宅近くの投票所に足を運んだことにも触れ、アイルランド政治においてこの日がいかに個人的かつ市民的な意味を持ち得るかを浮き彫りにした。

国境をまたぐ問題もあった。北アイルランドに住むアイルランド国民は、候補者として立候補することはできるものの、この選挙で投票することはできない。報道によると、この不整合は投票権の拡大を求める運動家の間で依然として議論の対象となっている。そのため結果が判明する前から、この選挙は、共和国の象徴的な元首を誰が形作る権利を持つのかという、より広範な議論を伴っていた。