# カルテル対策への支援を求めていたメキシコの市長、「死者の日」の催しで殺害
2025年11月1日付の事件資料によると、メキシコ西部ミチョアカン州ウルアパンのカルロス・アルベルト・マンソ・ロドリゲス市長が、「死者の日」の祝祭に集まった群衆の前で銃撃され、死亡した。襲撃は市の歴史地区中心部で起き、市議会議員1人と護衛1人が負傷した。
当局によると、市長は銃撃後に病院へ緊急搬送されたが、その後死亡した。資料によれば、襲撃は身元不明の男によって実行され、男は7発を発砲した。使用された武器は、この地域で活動する敵対犯罪組織同士の過去の衝突に関連するものだった。今回の殺害は、武装組織が縄張りや違法な輸送ルートを争うメキシコの一部地域で、地方当局者が依然としていかに危険にさらされているかを改めて示すものだ。
提供された報告書によると、マンソ・ロドリゲス氏は2024年12月から警護下にあり、5月には市警察と州兵14人によって警備が強化されていた。それだけの警護があったにもかかわらず、住民や観光客で混雑する場所で開かれた公の祝賀行事中に殺害された。
この事件は、その余波がいかに公的かつ政治的なものになっているかも示している。日曜日には黒い服を着たウルアパンの住民数百人が葬列に加わり、市長の写真を掲げて行進した。葬列には市長の黒い馬も加わり、その鞍には本人のトレードマークだった帽子が置かれた。警察と軍が警護する中、楽団はマリアッチの曲を演奏した。
ここ数カ月、市長はカルテルや犯罪組織と対峙するための支援をクラウディア・シェインバウム大統領に公に求めていた。また、ミチョアカン州知事と州警察を汚職で非難していた。そのため今回の殺害は、治安上の事件としてだけでなく政治問題としても受け止められ、地元の怒りは州政府と連邦政府の当局に向けられている。
この事件について提供されたガーディアンの報道によると、捜査当局はいかなる捜査線も排除していない。選挙で選ばれた公職者やジャーナリストに対する暴力が繰り返され、複数の犯罪組織が今も活動する州では、この慎重な姿勢が重要となる。資料はまた、ミチョアカン州の別の市長であるタカンバロのサルバドール・バスティダス氏が6月に殺害されたことも記している。
ウルアパンが直面する当面の状況は厳しい。市長が公共広場で銃撃され、地域社会は悲しみに包まれ、組織犯罪にはより強力な対応が必要だと何カ月も警告してきた地元指導者を治安体制は守れなかった。



