# キャサリン・コノリー氏がアイルランド第10代大統領に就任
出来事があった当日、キャサリン・コノリー氏はダブリン城でアイルランド共和国の第10代大統領に就任した。14年間の任期が午前0時に終了したマイケル・D・ヒギンズ氏の後任となる。この式典は、コノリー氏がすでに意図的に市民性と包摂性を重視するものとして位置付けている大統領職の正式な始まりとなった。
コノリー氏は聴衆に対し、冷戦終結以来、国は「地殻変動のような変化」を経験しており、「今日の私たちの行動が、孫たちの受け継ぐ世界を形作る」と語った。これらの発言は、式典そのものよりも、変化する島における公的生活の役割に重点を置いた演説の基調を定めた。コノリー氏は、在任中にあらゆる声が育まれ、届くようにすると述べ、大統領として初めて北アイルランドを訪問することを楽しみにしていると語った。
BBCの報道によると、コノリー氏は聖金曜日合意についても、平和的な紛争解決の模範だと指摘し、国が誇りにでき、また誇るべきものだと表現した。この強調には意味がある。アイルランドの大統領は行政権を持たない役職だが、象徴的な重みを持つからだ。大統領は政府を運営することなく、アイデンティティー、結束、国家の方向性について発言できる立場にある。
就任式そのものも大規模な国家行事だった。ミホル・マーティン首相、サイモン・ハリス副首相、メアリー・ロビンソン、メアリー・マッカリース両元大統領、退任するヒギンズ大統領を含む政治家、裁判官、招待客が出席した。コノリー氏は夫のブライアン・マッケナリー氏と儀礼用車列で城へ向かい、聖パトリック・ホールでドナル・オドネル最高裁長官の立ち会いの下で宣誓した後、大統領印を受け取った。
この行事では、アイルランド島の政治を今なお取り巻く微妙な問題の一端も浮き彫りになった。北アイルランド自治政府のミシェル・オニール首席相は出席したが、コノリー氏は演説で誤って同氏を「ミシェル・スミス」と呼んだ。エマ・リトルペンゲリー副首席相は、ベルファストとウィンザーでの戦没者追悼記念日の予定を理由に欠席し、民主統一党(DUP)も代表者を派遣しなかった。この欠席を巡って議論が起きたが、DUPのギャビン・ロビンソン党首は冷遇ではないと述べ、コノリー氏が北アイルランドを訪問する際には喜んで面会すると語った。
コノリー氏は選挙ですでに圧勝しており、統一アイルランド党の候補ヘザー・ハンフリーズ氏を大差で破った。この勝利を受けて始まった儀礼上の政権移行は、ダブリン城で完了した。これにより、大統領職が統治機関ではなく、象徴的かつ結束を促す役割を引き続き果たす新たな7年間が始まる。コノリー氏は今後、週内に予定されるアイルランド語学校、家族支援センター、介護施設への訪問など、この職に伴う公務に就く。



