シリア、外交復帰を示す新たな動きとしてロンドンの大使館を再開
シリアの外相は木曜日、ロンドンにある同国大使館を再開し、10年以上にわたる閉鎖に終止符を打った。これは、バッシャール・アサド前大統領の失脚後、欧米諸国の首都との関係再構築を目指すダマスカスの取り組みにおける、もう一つの象徴的な一歩となった。
この動きは、アサード・アル・シバニ外相の英国訪問中に行われた。その前には、アフマド・アル・シャラア暫定大統領がワシントンを歴史的に訪問している。シリア大統領の訪米は、同国が独立した1946年以来初めてだった。二つの訪問を合わせて見ると、シリアの新指導部が外交的孤立から積極的関与へ、いかに急速に移行しようとしているかが分かる。
資料によると、アル・シバニ外相はイベット・クーパー英外相との会談を成功だったと評し、大使館の再開は、より広範な関係正常化プロセスの一環として示された。この時期に行われたことには重要な意味がある。大使館は単なる行政施設ではなく、シリアのようなケースでは、その再開が政治的承認や関与、そして当該政府をより通常の国際的主体として扱う意思を示すからだ。
大使館は、シリア内戦によって同国の対外関係が一変し、多くの西側諸国政府がアサド政権との通常の外交関係を維持することを望まなくなった後の2013年以来、閉鎖されていた。ロンドンでの再開によって戦争の遺産や、その後何年も続いた関係断絶が消えるわけではない。しかし、アサド後の秩序が、国際外交におけるシリアの立場を回復させることを意図した一連の動きによって形作られつつあることは示している。
その取り組みは急速に進んでいる。APの報道によると、ロンドンでの動きはアル・シャラア氏のワシントン訪問に続くもので、シリアの新たな統治者たちが米国と欧州の双方で注目度の高い接触を求めていることを示している。10年以上の閉鎖を経てロンドンの大使館が再開されたという事実が、この出来事に重みを与えている。領事・政治業務に役立つという実務的意味と、国際社会の姿勢の変化を目に見える形で示す象徴的意味を併せ持つ。
それでも、この再開を完全な名誉回復と取り違えるべきではない。孤立から受容への移行は段階的に進む可能性が高く、資料の内容は、シリアが依然として国際社会への復帰の初期段階にあることを示唆している。現時点で大使館再開は、明確な外交的シグナルとして捉えるのが最も適切だ。シリアの新指導部は、自らを内戦の余波に対処するだけでなく、各国とのつながりを再構築できる政府として世界に見てもらいたいと考えている。



