インドネシアで地滑りにより少なくとも18人死亡、救助隊が行方不明者数十人を捜索 豪雨によりチラチャップ県とバンジャルヌガラ県で地滑りが発生したことを受け、救助隊がジャワ島で泥やがれきをかき分けて捜索している。

インドネシアの救助隊は2025年11月20日、ジャワ島で発生した地滑りにより少なくとも18人が死亡し、2県で34人が行方不明となったことを受け、泥やがれきを掘り進めていた。

死者は中部ジャワ州のチラチャップ県とバンジャルヌガラ県で発生した。豪雨によって別々の地滑りが起き、住宅が埋まり、地域社会全体が混乱した。チラチャップでは救助隊が新たな遺体を収容したことで死者数が16人に増え、村民7人が依然として行方不明と報告されていた。バンジャルヌガラでは、救助隊が少なくとも2人の遺体を収容し、行方不明の27人を捜索していた。

対応の規模は、捜索がいかに困難になっていたかを示している。警察官や兵士を含む500人超がチラチャップの被災した5地域に投入され、掘削機22台と捜索犬18頭が支援に当たった。収容活動は、泥、岩、根こそぎ倒れた木々によって一変した地形の中で行われていた。

当局は捜索を支援するため、気象改変にも乗り出した。国家防災庁は、気象条件を安定させ、救助区域から雨をそらすため、3,000キログラムの雲の種まき用物質を積んだ航空機を使用していると発表した。この措置は、さらなる豪雨によって作業が遅れることなく、生存者の発見や遺体の収容を行える可能性を高めることを目的としていた。

バンジャルヌガラでの別の地滑りは土曜日の日没直前に発生し、少なくとも30戸の住宅を埋めた。800人を超える住民が安全な場所へ避難し、一部は地元当局が今後も地滑りの危険があるとみている高台へ移動した。浮かび上がるのは単発の孤立した災害ではなく、山が多く雨の多いジャワ島の一帯で、複数の村に影響を及ぼす広範な緊急事態である。

インドネシアは、その地理と気候のため、こうした災害に繰り返し見舞われている。資料によると、1万7,000の島から成り、数百万人が山間部や肥沃な氾濫原に暮らす同国では、季節的な豪雨がしばしば地滑りや洪水を引き起こす。この背景は、こうした出来事がなぜ急速に致命的な事態へ発展し得るのか、また救助活動になぜ重機、犬、大規模な人員が必要になることが多いのかを説明する一助となる。

現時点で中心的な事実は、被害規模がまだ確定していないということだ。18人の死亡が確認され、34人が行方不明となっており、2025年11月20日に報告が提出された時点でも救助隊は捜索を続けていた。

  • 発生日:2025年11月20日
  • 確認された死者:少なくとも18人
  • 行方不明者:計34人
  • 被災地域:中部ジャワ州チラチャップ県およびバンジャルヌガラ県
  • 対応:救助隊員500人超、掘削機22台、捜索犬18頭、気象改変用航空機