発生日:2025年11月24日
AP通信によると、エジプトでは、違反疑惑を理由に当局が第1段階の約20選挙区の結果を無効とした後、月曜に議会選挙の第2段階の投票が行われた。再投票命令は、次期議会の全構成が判明する前から、選挙がすでに信頼性の問題に直面していることを示している。
2段階で行われる投票は、長年にわたる改革と緊縮策にもかかわらず、エジプトが厳しい経済状況に苦しむなかで実施されている。AP通信の報道によると、通貨の変動相場制への移行や補助金削減を含むこれらの措置は国際金融機関から歓迎されたものの、その結果としての物価上昇がエジプトの貧困層と中間層を圧迫している。
第1段階の投票は11月10日と11日、ギザやアレクサンドリアを含む14県で行われた。違反の報告が相次いだため、アブドルファッターフ・エルシーシ大統領は再検討を命じた。その後、国家選挙管理庁は7県の19選挙区で12月3日と4日に再投票を実施すると決定した。
大統領がすでに圧倒的な権力を握る体制であっても、当局が問題を投票のやり直しが必要なほど深刻だと判断したことを示しており、この決定は政治的に重要である。報道で引用されたカイロの住民は、無効決定は人々の票に価値があり、議会に入る代表は国民が選んだ人物であるべきことを示したと述べた。
下院では568議席が争われ、その半数について2,500人を超える候補者が無所属で立候補している。残る半数は政党に割り当てられ、エルシーシ大統領が28人を任命するため、総数は596人となる。こうした規則によって、議会は表面上は競争的に見える一方、大統領には依然として極めて大きな影響力が残される。
第2段階では3,400万人を超える人々に投票資格があった。新議会は、現議会の任期が1月に満了する前に宣誓就任する予定である。この日程により、当局にはさらなる遅延や追加の再投票に対応する余裕がほとんどない。
AP通信の報道はまた、エジプトの権力が大統領職に集中し、その座をエルシーシ氏が過去11年間掌握していることを読者に改めて伝えている。したがって議会選挙は制度上重要ではあるものの、権力の均衡を根本的に変えるものではない。
それでも、無効決定と再投票は、選挙過程の圧力点を露呈させるため重要である。投票率、正統性、手続きの統制がいずれも重要な体制では、一部選挙区のみの再投票であっても、当局が問題を公に是正する意思があるかどうかを試すものになり得る。
今のところ、第2段階はこうした論争の影を落とすなかで進んでいる。この選挙は単に議席を埋めるためだけのものではない。異議が申し立てられた際にも結果を維持できるほど、投票が信頼できるかどうかも問われている。



