# 米最高裁、2026年選挙でテキサス州の区割り改定案の使用を容認

Standfirst: 最高裁判事らは下級審の判断を停止し、テキサス州が2026年中間選挙で改定後の下院選挙区割りを維持することを認めた。

米連邦最高裁判所は2025-12-04、人種的な考慮に違法に依拠した計画だと認定した下級審の判断を停止し、テキサス州が2026年中間選挙で改定後の連邦議会選挙区割りを引き続き使用することを認めた。

AFPがフランス24を通じて報じたところによると、最高裁は、より広範な法廷闘争が続く間、下級審の判断を停止した。これにより当面、テキサス州は問題視されている区割りの下で投票を実施することになり、来年の選挙前に従来の区割り案へ戻すことを強いられずに済む。

選挙区改定を巡る訴訟は、選挙日程上の期限のため法的不確実性を残す余地がほとんどなく、迅速な日程で進むことが多い。今回もそうだったとみられる。根底にある争いが未解決のまま、最高裁は区割りの使用を維持するため介入した。資料に含まれる報道は、最高裁判事らが本案について全面的な判断を下したとは述べておらず、次回の選挙周期に間に合う形で下級審の判断が発効するのを阻止しただけだとしている。

実務上の影響は大きい。連邦議会の選挙区境界は、州選出議員団においてどの政党が有利になるか、またどの地域社会が代表選出のため同じ選挙区にまとめられるかを左右し得る。裁判所が、区割りは許されない形で人種に依拠した可能性があると判断した場合、その是正は選挙運営だけでなく、議員団の党派構成にも変化を及ぼし得る。

AFPの報道は、影響を受けるすべての選挙区を特定しておらず、問題となった下級審判断の理由を全面的に説明してもいない。しかし、最高裁の措置を執行停止として位置付けており、これは重要な違いである。執行停止は一時的かつ手続き上の措置だ。テキサス州の区割りが合法かどうかを確定するものではなく、訴訟が続く間、区割りを有効な状態に保つだけである。

この手続き上の状況は、選挙運動の計画にとって重要だ。政党、候補者、選挙当局はいずれも、投票用紙に関する期限、立候補届け出期間、予備選挙の準備よりかなり前に確実性を必要とする。最高裁は当面この区割りを存続させることで、憲法上の争いを未解決のまま残しつつ、目先の混乱を軽減した。

この訴訟は、選挙法を巡る争いで、本案審理が行われる前に最高裁による緊急措置が取られるケースが増えていることを示す、さらなる一例である。テキサス州にとっては、後の判断で変更されない限り、2026年中間選挙で引き続き使用可能な区割りが残ることになる。より広い法制度にとっては、選挙訴訟では最終判断とほぼ同じくらい時期が重要になり得ることを、改めて示すものだ。