開催日:2025年12月7日。

ブラジルは、マニラ首都圏パシッグ市のフィルスポーツ・アリーナで行われた決勝でポルトガルを3―0で破り、第1回FIFAフットサル女子ワールドカップを制した。5,087人の観客が見守る中、世界ランキング1位のチームは前半に1点、後半に2点を挙げ、ポルトガルに得点を許すことなく初代王者のトロフィーを手にした。

エミリーが9分に先制点を挙げた。ペナルティーエリア上部の角付近でアナ・ルイーザからの連係パスを受けると、左足で決めてブラジルに早い時間帯のリードをもたらした。この得点により、ポルトガルが試合に戻る道を探る中、ブラジルは試合を支配できるようになった。

ブラジルは22分にリードを2点に広げた。アマンジーニャが右コーナーから好機を作り、シモネが決めて、優勝候補を圧倒的に有利な状況へと導いた。ポルトガルは終盤まで2点差に踏みとどまったが、点差を縮めようとする試みは実らなかった。

残り2分余りのところで、デボラ・バニンがカミラのクロスに合わせ、3―0とした。この終盤の得点で残っていた不確実性も消え、3人のブラジル人選手が決定的な点差を生み出した決勝戦を締めくくった。

決勝戦は、圧倒的な大会を締めくくるものとなった。ブラジルはイラン、イタリア、パナマと同組のプールを首位で終え、決勝トーナメントでは日本とスペインを破った。これらの試合を通じて、チームは無失点に抑えるか、1試合当たりの失点をわずか1にとどめた。その守備の安定性は、決勝で示した攻撃の質と相まって、ブラジルを16チームによる大会の全ステージで勝利へと導いた。

ポルトガルは、大会最多得点の攻撃力を発揮して準優勝した。世界ランキング3位の同国は6試合で、どのチームよりも多い37得点を挙げた。決勝だけは例外で、ブラジルの守備が、ポルトガルをタイトル決定戦まで押し上げた得点力を封じた。

スペインはこれに先立ち、アルゼンチンを5―1で破って銅メダルを獲得した。アレ・デ・パスが4分に得点したが、スペインのわずかなリードは、33分にマイレン・ロメロがアルゼンチンの同点ゴールを決めるまで続いた。その後の反撃は即座かつ圧倒的だった。1分後、ラウラ・コルドバが自陣から無人のゴールへシュートを決めてスペインのリードを取り戻し、最後の5分間での4得点ラッシュの口火を切った。コルドバは終了間際にもゴールを加え、2得点を達成した。

メダルを争う試合は、フットサルの試合がいかに急速に展開を変え得るかを示す、対照的な二つの例となった。スペインは終盤に1―1の試合を4点差の勝利へと変えた一方、ブラジルは早い段階で主導権を握り、着実にリードを広げた。王者にとって、この結果はプール戦以降に示してきた好調ぶりを裏付けるものとなった。

今回のタイトル獲得は、FIFA大会におけるブラジルの実績をさらに広げるものでもあり、同国がサッカーの2027年FIFA女子ワールドカップを開催するのを前に達成された。しかしマニラで当面の栄誉を手にしたのはフットサル代表だった。大会6試合すべてで勝利し、決勝を無失点で終え、女子フットサル・ワールドカップのトロフィーに最初に名を刻んだ。