# インディアナ州上院、トランプ氏が支持した選挙区再編案を31対19で否決

出来事の日付:2025年12月11日

インディアナ州上院は、ドナルド・トランプ大統領が州議会議員らに採択を求めていた共和党支持の連邦下院選挙区案を否決し、来年の中間選挙で共和党の立場を強化するために進められていた任期途中の選挙区再編の取り組みの一つに、公然たる打撃を与えた。上院は31対19で同案を否決し、共和党議員21人が民主党議員10人全員とともに反対票を投じた。

この採決が重要なのは、全国的に強い注目を浴びていた州議会内で、トランプ氏による圧力攻勢の限界が示されたからだ。NBCニュースによると、トランプ氏、JD・バンス副大統領、その他の共和党全国指導部は、共和党に有利となり、連邦下院でさらに2議席を獲得できる可能性がある新たな区割り案を支持させるため、電話や直接の訪問、ソーシャルメディアでの呼びかけを行った。州下院が同案を可決した後でさえ、上院は追随を拒んだ。

抵抗は政治的なものだけではなかった。資料一式によると、選挙区再編をめぐる対立が激化した後、インディアナ州の複数の議員が暴力的な脅迫、スワッティング、さらにはパイプ爆弾による脅迫にも直面した。このような治安上の背景により、今回の採決は日常的な立法上の失敗以上のものとなった。区割りをめぐる争いが、いかに分断を招き、個人にまで及ぶものとなったかを示している。一部の上院議員は、党への忠誠だけでなく、有権者からの意見や地域社会が分断されることへの懸念も考慮したと述べた。

トランプ氏から名指しされた共和党議員の一人、グレッグ・グッド州上院議員は、数カ月にわたり有権者の声を聞き、任期途中の選挙区再編を彼らが支持しているとは考えなかったと述べた。マイケル・クライダー州上院議員とダン・デルヌルク州上院議員はいずれも脅迫や威嚇について語り、この問題が通常の政治的働きかけの域を超えていたことを浮き彫りにした。情報源の資料は、恐怖と嫌がらせが抵抗を弱めるどころか、むしろ強固にした可能性を示唆している。

この結果は、共和党が主導する各州の選挙区画定に影響を及ぼそうとするトランプ氏のより広範な取り組みにとって打撃となる。テキサス、ミズーリ、ノースカロライナ各州はすでに共和党に有利な区割りを可決しており、他州も同様の方向に動いていた。インディアナ州が拒否したことで、同州の共和党は、選挙区再編を通じて確保したいと考えていた連邦下院での優位を全面的には得られないことになる。

共和党のマイク・ブラウン州知事は、反対票を投じた議員に対抗する予備選候補を支援するためトランプ氏と協力すると述べ、当面の採決には敗れたものの、政治的な争いは終わっていないことを示した。民主党にとって、この結果は、大統領が直接支持した選挙区再編の動きに対する超党派の抵抗という珍しい事例だ。インディアナ州の共和党にとっては、州議会議員が政治的、個人的な代償が大きすぎると判断すれば、全国レベルの強力なメッセージでさえ頓挫し得るという警告である。