# ベネズエラ、タンカー拿捕への関与を非難しトリニダード・トバゴとのエネルギー協議を停止

出来事の日付:2025年12月15日

NeoTechNews編集部

ベネズエラは2025年12月15日、カリブ海の島国トリニダード・トバゴがベネズエラ沿岸付近で米国による石油タンカー拿捕に加担したと非難し、同国との天然ガスに関するすべての協定、契約、交渉を停止すると発表した。ガーディアン紙が報じたこの措置により、カラカスとポートオブスペインの緊張は急激に高まり、ニコラス・マドゥロ大統領に対するワシントンの圧力活動に新たな地域的側面が加わった。

デルシー・ロドリゲス副大統領名義で発表された声明で、マドゥロ政権は、トリニダード・トバゴが12月10日の米国の作戦中に、ベネズエラ産石油の窃盗と同政権が呼ぶ行為に加担したと述べた。船舶はスキッパー号と特定され、約200万バレルの重質原油を積載中に、ベネズエラ付近で拿捕されたと報じられている。カラカスは、この拿捕を海賊行為であり、国際法と航行の自由に対する重大な違反だと表現した。

声明は、トリニダード・トバゴが拿捕において具体的にどのような役割を果たしたとされているのかを明示しなかった。しかし、レーダーシステムの設置に続き、補給や定期的な要員交代を含む兵站活動のため、今後数週間にわたり米軍による国内空港の使用を認めるとポートオブスペインが発表してから数時間後に出された。トリニダード・トバゴは、このレーダーは国内犯罪への対策を目的としたものであり、他国を攻撃するための拠点として使用されることはないと述べた。

それでもカラカスは、この機会を利用し、カムラ・パサード=ビセッサー首相が自国政府をワシントンと足並みをそろえさせていると非難した。ベネズエラの声明は、首相が米国による対ベネズエラの「空母」へとこの双子島国家を変えつつあると述べ、米軍レーダーの設置を、敵対的な企てと同国が呼ぶものの一環として挙げた。その結果、トバゴ島に近いベネズエラ領海のドラゴン・ガス田に関連して長年検討されてきた計画を含め、国境をまたぐガス協力をめぐる協議は直ちに停止された。

こうしたガス交渉は、すでに不安定な状態にあった。10月、米国はトリニダード・トバゴに対し、制裁対象となることなくベネズエラとガス契約を交渉する許可を与えた。しかしその後、米軍艦がポートオブスペインに寄港したことを受け、マドゥロ氏はこの取り決めの即時停止を命じた。12月15日の発表は、あらゆる協定や交渉を全面的に停止することでさらに踏み込み、繰り返されてきた争いをエネルギー分野における完全な外交的断絶へと変えた。

報道時点でトリニダード・トバゴは新たな非難に公には回答していなかったが、パサード=ビセッサー氏は以前の争いの際、自国の将来はベネズエラに依存していないと述べていた。トリニダード・トバゴ国内の批判者らも、政府がトランプ氏による対マドゥロ政策に巻き込まれる危険があると警告していた。野党の上院議員で元外相でもある人物は、米国による空港使用を日常的なものとする政府の説明に疑問を呈しつつ、同国が国境を越えた敵対行為に加担するようになったと述べた。

最も近い地点では両国間の距離がわずか約11キロであるため、この対立は実務上も象徴的にも重みを持つ。潜在的に価値の高いガス事業を脅かし、カリブ海南部で拡大する米軍の展開をめぐる疑問を提起するとともに、地域の各政府がワシントンとカラカスの対立にいかに早く巻き込まれ得るかを示している。トリニダード・トバゴに対する中心的な非難は、提供された資料一式では立証されていない。しかし、エネルギー関係を凍結するというベネズエラの決定は、カラカスにとって外交的代償がすでに科されたことを明確にした。