出来事の日付:2025年12月16日

ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領は、同国の選挙を「選挙クーデター」だと非難し、開票の遅れと激しい外国介入によって大統領選をめぐる争いが深まるなか、この選挙手続きを国連、欧州連合(EU)、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)、米州機構(OAS)に訴えると述べた。この非難は、暫定結果で右派候補2人の差がわずかしかないことが示されるなかで行われた。

情報源となった報道によると、11月30日の投票以降、集計は繰り返し中断され、選挙評議会のウェブサイトにも障害が発生した。集計表の99.4%が開票された時点で、ナスリ・「ティト」・アスフラ氏が40.52%で首位に立ち、サルバドール・ナスララ氏が39.48%で続いた。その差はわずか4万2,000票で、選挙戦の決着を不透明なままにするほど小さく、双方の疑念をあおるには十分大きい。

カストロ氏は、この手続きには操作、威圧、脅迫が伴っていると主張しているが、提供された報道では証拠を示していない。特に、アスフラ氏を支持し、米国の支援は同氏の勝利次第だと述べたドナルド・トランプ米大統領による介入だと自身が表現する行為に異議を唱えた。トランプ氏は投票前、野党候補リシ・モンカダ氏を共産主義者だとも断言し、同氏が勝利すれば国がニコラス・マドゥロ氏とその同盟者らの手に渡ると警告した。

米国の介入は発言だけにとどまらなかった。ガーディアン紙の報道によると、トランプ氏は、米国で禁錮45年の判決を受け、先週釈放されたホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス元大統領に対する恩赦も発表した。エルナンデス氏はアスフラ氏の盟友である。月曜日、ホンジュラスの司法長官は、釈放後の所在が不明となっていたエルナンデス氏に対する国際逮捕状を直ちに執行するよう命じた。この一連の動きにより、もともと不信感に包まれていた選挙戦をめぐる政治的熱気がさらに高まった。

一方、選挙評議会は結果を改ざんすることはできないとしている。アナ・パオラ・ホール委員長は、たとえ望んだとしても集計を変更することはできないと述べた。また、集計表の約14.5%に不整合があり、12月30日に公式結果を発表する前に精査する必要があるとも述べた。このため同国は、いずれの陣営もまだ完全な確信をもって最終的勝利を宣言できない待機期間に置かれている。

この対立をこれほど爆発的なものにしているのは、接戦、争いのある集計、露骨な外国からの圧力が重なっている点だ。候補者らが争っているのは票だけではなく、正統性そのものである。カストロ氏は厳しい言葉を使い、ナスララ氏は再集計を求め、評議会は認証された結果を発表できるまで選挙手続きを維持しようとしている。それが実現するまで、ホンジュラスの選挙は、権力と同程度に主権を問う国民投票と化した選挙戦を、制度が乗り切れるかどうかの試金石であり続ける。

政治階級にとって、この争いは今や誰が勝つか以上の問題となっている。どのような結果であれ、統治に十分な信頼を伴って確定できるのか、それとも今回の選挙戦によってホンジュラスが再び、激しい主張の応酬と脆弱な正統性の循環に陥るのかが問われている。