# ニジェール軍事政権、ジハード主義者との戦いで全国動員を命令

発生日:2025年12月26日

ニジェールの軍事政権は、ジハード主義者に対する作戦のために国民を徴兵し、財産やサービスを徴用できる全国動員を宣言した。

この命令は、すでに軍事政権の統治下にある同国で、国家権力が大幅に拡大することを意味する。AFPがフランス24を通じて報じたところによると、この動員により当局は、武装集団との戦いを支えるため、全国の人員と資源を活用する権限を得る。実際には、軍だけにとどまらない戦時態勢を正式なものにする措置だ。

今回の動きは、ニジェールがジハード主義者による暴力から受けている圧力を反映している。クーデター以降、軍事政権は治安を自らの正当性を支える中心的な根拠としてきたが、この動員命令は、政府がこの紛争を、より広範な民間人の参加を必要とする国家的緊急事態として扱っていることを示す。徴兵と徴用を認めることで、国家は人的資源と資産を直接利用する権利を主張している。

こうした措置は、前線から遠く離れた場所の日常生活にも影響し得るため、政治的にも社会的にも重大だ。徴用権限は、輸送手段、機材、建物、サービスに及ぶ可能性がある。徴兵権限によって、より多くの国民が軍事上の義務を負う可能性もある。したがって、この命令は治安面での事態のエスカレートだけでなく、国家による社会への一層深い介入も示している。

報道は、直近の戦況の詳細や、具体的にどのようなジハード主義者の脅威が今回の発表を促したのかについて説明していない。しかし、より広い背景は明白だ。ニジェールはサヘル地域の複数の国と同様、長年にわたり反政府武装勢力の暴力に苦しんでおり、軍事政権は政権掌握以来、主権と緊急対応という言葉を強く打ち出してきた。

このため、今回の動員は治安上の決定であると同時に、政治的なメッセージでもある。国内に対しては、長期化する紛争において軍事政権こそが必要な国家権力だと自認していることを伝える。また国外の観測筋には、政権が治安を名目として、さらに権力を中央集権化する用意があることを示している。

この命令は政府が決意を示す一助となるかもしれないが、執行、監督、国民の同意をめぐる疑問も生じさせる。動員令は文面上では広範になり得る一方、現場での実施は難しいことがある。その効果は、軍が法的権限を実際の作戦能力へと転換できるかどうかに左右される。

この報道はまた、政府がもはや対ジハード主義作戦を軍だけの問題として扱っていないことも示した。財産やサービスを徴用する道を開くことで、この作戦には、これまで法律上正式に定められていなかった規模で民間の資源が必要になる可能性があると示唆している。

この種の措置は通常、国家が逼迫していることを示す。通常の経路では容易に確保できないほど多くのトラック、燃料、労働力、物流能力を国家が必要としている可能性がある。また、迅速に行動し、官僚的な制約を避けたいという意向を反映している場合もある。いずれにせよ、この決定は、軍事政権が不安定な治安環境に対処するために非常権限を行使していることを示す。

確認された重要な事実は、動員そのものだ。ニジェールは全国規模の対応を命じ、その範囲は人的資源と物的資産の双方に及ぶ。その影響は、政府がこの命令をどこまで広く適用するか、また国民がどう反応するかに左右される。

今のところ、ニアメからのメッセージは明白だ。ジハード主義者との戦いは国家的動員へと引き上げられ、国家はそれを支えるために人員と財産を動員する権利を留保している。