発生日:2025-12-28

国際援助団体は、イスラエルの新たな登録規則によって、ガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレムで人道支援活動を継続できなくなる可能性があると警告した。イスラエルは、この制度は敵対的な組織が人道支援を隠れみのにして活動するのを阻止するために設計されたと説明した。

ディアスポラ問題・反ユダヤ主義対策省は、イスラエルの「正統性を否定する」活動や批判を行わないこと、またイスラエルをユダヤ人の民主国家として認めることを各団体に求めた。援助団体は、手続きの中で正統性の否定が定義されておらず、政治的解釈の余地が残されていると指摘した。

オックスファムの政策責任者ブシュラ・ハリディは、支援活動の妨害や職員への被害を報告することが、登録の拒否または取り消しの理由となり得ることを各団体が懸念していると述べた。こうした基準は、占領下のパレスチナ自治区の状況について、物理的な立ち入りと独立した公的報告の双方を制限しかねないと主張した。

団体側は、身分証明書を含む職員とその親族の詳細情報の提出も求められた。オックスファムは、戦争中に人道支援従事者とその親族500人以上が被害を受けているため、この要求は職員らを保護する注意義務に反すると述べた。同団体は、そのようなデータを安全に提供できるとは考えていなかった。

国連機関と200以上の組織を代表する国連主導の人道国別チームは、この制度が占領地全域での活動継続を危険にさらすと述べた。同チームは、基準は曖昧かつ恣意的で政治化されていると批判し、一部の要求は、法的義務や人道支援の基本原則に違反せずに満たすことはできないと述べた。

イスラエルは、真の救援活動が標的だとの見方を否定した。同省は、正当な組織を支援する一方、テロリズム、反ユダヤ主義、イスラエルの正統性を否定する取り組み、イスラエル兵の迫害、ホロコースト否定、またはハマスによる10月7日の攻撃の否定に関係する団体を排除しようとしていると述べた。既存の援助機関への影響に関する具体的な質問には答えなかった。

11月末までに、同省は100件の登録申請を受け取り、14件を却下した。残りは承認済みか審査中だったが、それぞれ何件だったかは明らかにしなかった。多くの団体は、新年も合法的に活動を継続できるか分からないまま、12月31日の期限を迎えようとしていた。

国境なき医師団も決定を待つ団体の一つだった。ガザ緊急対応コーディネーターによると、同団体は公立病院6カ所を支援し、野戦病院2カ所を運営していた。アクセスを失えば、停戦にもかかわらず避難民が十分な住居を確保できていない冬季に、医療や水などのサービスが失われることになる。

セーブ・ザ・チルドレンは登録を拒否されたと報じられた。証拠資料には、同省が個別案件で示した理由も、拒否された組織の完全な一覧も記載されていなかった。

この対立は、安全保障上の審査と人道支援の独立性の双方に関わる。イスラエルは登録制度が悪用から仕組みを守ると主張する一方、援助団体は、定義されていない政治的基準と機微なデータの提出要求が中立性と安全性を損なうと述べている。

2年間の戦争を経てガザの住宅とインフラの大半が損傷または破壊されているなか、この行政判断は活動に直接的な影響を及ぼしかねない。差し迫った不確実性は、なお承認を待つ団体が1月1日以降も、職員の立ち入りとサービス提供の許可を維持できるかどうかだった。