# イエメン南部でSTCが後退、政府系部隊がアデンに進入

発生日:2026年1月8日

イエメン政府系部隊がアデンに進入した。南部の勢力均衡がいかに急速に変化しているかを浮き彫りにする動きだ。

AA経由のTRT Worldから提供された資料によると、国家防衛軍の部隊は段階的な治安計画の一環として、隣接するアビヤンから市内へ進軍した。西海岸の政府系統合軍の報道官ワッダーハ・アルドゥバイシュは、最初の部隊がアデン東側の進入路に位置するアルアラム地区に到着したと述べた。さらに多くの旅団が、都市の安全を確保して混乱を防ぐことを目的に、組織的かつ段階的に配備されるという。段階を踏んだ展開を重視していることから、当局は新たな部隊が進入する間も都市機能を維持したいと考えていることがうかがえる。

アデンへの進入は、分離独立派の南部暫定評議会(STC)が相次いで後退した後に行われた。資料によると、政府軍は最近、ハドラマウトとアルマフラを奪還し、STCの影響下にある領土を縮小させた。イエメン当局者らは、同評議会が実質的に存在感を維持する地域は現在、アデン、アルダリ、ソコトラ島に限られていると述べた。この縮小が重要なのは、STCが南部の主要な政治・軍事勢力として自らを打ち出そうとしてきたためであり、領土を失うたびにその主張が弱まるからだ。

今回の動きは、反フーシ派陣営内部の危機を抑え込もうとする、サウジアラビア主導のより広範な取り組みも反映している。駐イエメン・サウジアラビア大使のムハンマド・アル・ジャーベルは、最近の情勢と、反フーシ派勢力間の結束を回復する必要性だと自身が表現した問題について協議するため、リヤドでSTC代表団と会談したと述べた。協議では、サウジアラビアの首都で開催が見込まれる会議を含め、イエメン南部に関するより広範な対話の準備についても話し合われた。

サウジアラビア主導の連合軍が、STC指導者アイダルース・アルズバイディは協議のためリヤドへ向かわず、代わりにアルダリ方面へ部隊を動員したと発表したことで、緊張はさらに高まった。連合軍報道官のトゥルキ・アルマリキ少将はその後、ズバイディが海路でアデンを脱出した後、空路で地域を離れたと述べた。STCはこの説明を否定し、指導者は引き続き市内を拠点に活動していると述べた。

この対立はその後、正式な政治の場にも波及した。イエメンの大統領指導評議会は、ズバイディの評議会メンバー資格を剥奪し、大逆罪の容疑で検察に送致したと発表した。STCは、疑惑を否定し、指導者が今もアデンを拠点に活動していると主張する以外に、詳細な公式反論を示していない。

資料はまた、今回の動きをより広範な地域情勢の中に位置づけている。先週、サウジアラビアはアラブ首長国連邦(UAE)がSTC部隊を後押しし、ハドラマウトとマフラにあるサウジ南部国境沿いで軍事作戦を実行させたと非難した。アブダビはこの非難を否定した。

アデンの住民にとって、その意味は差し迫ったものだ。政府系部隊が都市の安定化を掲げた計画の下で進入する一方、対立する各派は、誰がイエメン南部を代表するのかをめぐる政治的・軍事的な争いを続けている。配備が段階的かつ秩序立ったものと説明されているとしても、これは反フーシ派同盟と、南部で安定した解決を実現するあらゆる望みにとって、またしても厳しい試練となる。今問われているのは、この対立が新たな長期的衝突として固定化する前に、サウジアラビアが支援する取り組みを現地の治安へと結びつけられるかどうかだ。