出来事の日付:2026年1月8日

米国境警備隊の隊員がポートランド南東部で2人を銃撃し、2人は病院に搬送された。これを受け、オレゴン州司法長官は、連邦職員が法的権限を逸脱したかどうかを調べる捜査を開始した。提供された報告では、2人の容体は公表されていなかった。

ポートランド警察は午後2時18分、サウスイースト・メイン・ストリートの10200番地街区での発砲通報に対応し、連邦当局の関与を確認した。国土安全保障省(DHS)はその後、関与した職員を移民・関税執行局(ICE)ではなく国境警備隊の隊員と特定した。

警察の通信指令の音声では、ICE職員が自分と妻を撃ち、自分は腕、妻は胸を負傷したという、未検証の通報者の説明が伝えられていた。地元放送局KPTVは、この詳細は判明している出来事の概要と一致するものの、独自には確認できていないとした。通報で示された機関名も、DHSが後に出した声明と食い違っていた。

負傷した2人はいずれも病院に搬送された。DHSは、2人が犯罪組織トレン・デ・アラグアに関係するベネズエラ国籍者で、連邦作戦の標的だったと主張した。証拠資料には氏名、犯罪歴、またはその関係を示す独立した証拠が含まれていなかったため、この主張は確立された事実ではなく、当局による主張にとどまった。

オレゴン州のダン・レイフィールド司法長官は午後7時59分、調査の開始を発表した。同氏は、連邦職員が法的権限を逸脱して行動したかどうかを判断するため、捜査員が目撃証言、映像、その他の証拠を収集すると述べた。犯罪行為の証拠が見つかれば、起訴の可能性を検討するためマルトノマ郡地方検事に付託される可能性がある。

FBIポートランド支局は一時、関与した職員2人が国境警備隊に所属していると投稿したが、その後声明を削除し、後になって新たな声明を発表した。提供された報告では、当初のメッセージが削除された理由は説明されていない。ポートランド警察は、移民取り締まりへの協力も、銃撃事件の捜査の指揮もしておらず、その役割は現場対応に限られていたと強調した。

キース・ウィルソン市長は、完全な捜査を実施できるまで市内でのICEの活動を停止するよう求めた。ティナ・コテック州知事はこの要請を支持し、連邦政府からはまだ連絡を受けていないと述べた。両氏の発言は政治的な反応を示すものだが、隊員の行動が合法だったかどうかを決定するものではない。

その後、数百人がポートランドのサウス・ウォーターフロント地区にあるICE庁舎の外に集まった。ポートランド警察とオレゴン州警察がデモを監視した。ボブ・デイ警察本部長は、ミネアポリスで起きた別の連邦職員による銃撃事件を受けて緊張が高まっていることを認めたうえで、地域住民に冷静さを保つよう求めた。

この事件には、何が遭遇の発端となったのか、負傷者が武器を所持していたのか、何発撃たれたのか、隊員が差し迫った脅威に直面していたのかなど、重大な未解明点が残っていた。情報源の資料では、いずれも解明されていない。

レイフィールド氏の捜査は、当局の主張ではなく証拠に基づき、こうした事実を再構成することを目的としている。それが完了するまで、信頼できる説明は限定的だ。すなわち、国境警備隊員が2人を撃ち、2人とも入院し、連邦当局がギャングとの関係を主張し、州当局が隊員の行為の検証を開始したということである。