2026年1月12日の発生日、パキスタン北西部のアフガニスタン国境に近いタンク県で、路肩爆弾が警察車両を直撃し、警察官6人が死亡した。この攻撃は、治安要員が繰り返し襲撃を受け、アフガニスタンとの国境が政治・治安上の緊張点であり続けているカイバル・パクトゥンクワ州で、武装勢力による暴力が急増していることを浮き彫りにした。

地元警察署長のペルベズ・シャー氏によると、死者には爆発時に通常の巡回に当たっていた地元警察署長のイシャク・アフマド氏が含まれていた。情報源は攻撃の仕組みについて詳しく説明していないが、爆弾が警察車両を狙ったという事実が事件の核心を物語っている。警察部隊は、巡回するには危険性が増している県内を移動していただけで攻撃された。

犯行声明を直ちに出した組織はなかった。治安部隊や民間人への攻撃をここ数カ月で激化させている、パキスタン・タリバン運動(TTP)として知られる組織に疑いが向けられる可能性が高い。情報源によると、TTPはアフガニスタンのタリバン政権とは別組織だが同盟関係にあり、2021年にアフガニスタンでタリバンが政権に復帰して以降、勢いを増している。このため、この地域での攻撃はしばしば国境をまたぐ問題という視点から受け止められている。

この爆発は、より広範な外交対立の中でも発生した。パキスタンは、アフガニスタン領内を利用してパキスタン国内で攻撃を実行することを武装勢力に認めているとしてカブールを非難しているが、アフガニスタン政府はこれを否定している。両国関係は緊張したままで、昨年10月には、アフガニスタンの首都でイスラマバードがドローン攻撃を行ったとカブールが非難したことで緊張が高まった。その後、国境を越えた衝突が起き、カタールが仲介した停戦が成立し、現在も形式上は維持されている。

モシン・ナクビ内相は攻撃を非難し、死亡した警察官らについて、国の平和のために命をささげたと述べて追悼した。情報源は、直後の逮捕や犯行声明については伝えていないが、1件の路肩爆弾事件であっても、地域の治安環境とイスラマバードとカブールのより広範な関係の双方に、なお大きな影響を及ぼし得ることを示している。

この爆発はまた、北西部で通常の巡回がいかに危険になっているかを浮き彫りにしている。死者には地元警察署長も含まれており、一般の警察官だけでなく、任務中の幹部も失われたことから、この攻撃には象徴的な重みがある。情報源によると、犯行声明を出した組織はないため、当面の捜査課題は、武装勢力と国境をまたぐ緊張が入り乱れるこの地域で、これがTTPに関連した新たな攻撃だったのか、それとも別の武装勢力による攻撃だったのかを特定することである。最終的な犯行主体が誰であるにせよ、地域への影響は同じだ。巡回経路は一層危険になり、士気は損なわれ、暴力を抑える安定した休戦が存在するという感覚はさらに遠のく。

地元警察署長が死者に含まれているため、この攻撃によって、巡回経路で何が問題だったのか、爆弾がどのように設置されたのかを説明するよう当局に求める圧力が強まる可能性が高い。情報源は捜査上の進展を伝えていないが、北西部の警察官が依然として絶え間ない脅威の下で活動していることは明らかにしている。