チェコ人スキーヤー3人の遺体発見、オーストリアの雪崩死者は8人に

発生日:2026年1月17日

AFPが引用した警察発表によると、オーストリア中部で雪崩が発生し、チェコ人スキーヤー3人が死亡した。これにより同国のアルプスで1日に雪崩で死亡した人は8人となった。この死亡事故は、大雪の後、アルプス全域で雪崩の危険性が高まっていた時期に発生した。

警察によると、直近の雪崩はシュタイアーマルク州ムールタール郡で、チェコ人の山岳スキーヤー7人のグループのうち3人を巻き込み、完全に雪中へ埋没させた。緊急対応要員は被害者を発見し、一部を掘り出すことができたが、直ちに救助活動を行ったにもかかわらず、3人全員の死亡が確認された。この事故は、同じ日にザルツブルク近郊やアルプスの別の場所で起きた雪崩に続くものだった。

ザルツブルク近郊のポンガウ地域では、別の雪崩がコース外を滑っていたスキーヤー7人のグループを直撃した。AFP電が引用したメディア報道によると、4人が死亡し、1人が重傷を負った。同じ地域で起きた別の雪崩では、コース外を滑っていた別のスキーヤー1人が巻き込まれた。これらの事故を合わせると、1月17日にオーストリア・アルプスで発生した死者は8人となった。

報道は、この日の死亡事故をより広範な傾向の中に位置付けている。前週からの大雪により雪崩の危険性が高まっており、当局はスキーヤーに対し、コース外での滑走を避けるよう警告していた。それでも複数の事故が相次いだ。その中には、1月13日にバート・ガスタインでチェコ人の13歳のスキーヤーが死亡した雪崩や、1月11日にヴェーアベルクで58歳の山岳スキーヤーが死亡した別の雪崩も含まれる。

ポンガウ山岳救助隊の地区責任者ゲルハルト・クレムザー氏は、明確な警告が繰り返し出されていたにもかかわらず、直近の死亡事故が起きた日にも多数の雪崩が再び発生したと述べた。その発言は、アルプスで毎冬繰り返される矛盾を示している。公式に危険な状況とされていても、スキーヤーはなお標識で区切られた区域の外へ出ていくことがある。

提供された報道は、オーストリアの状況をアルプス全域のより広範な緊急事態の中にも位置付けている。隣国スイスでは1月16日、ドイツ人男性が雪崩で死亡し、ほかに4人が負傷した。フランスでは、その前の週末に別々の雪崩事故でスキーヤー6人が死亡した。この傾向は、単一の斜面で孤立して起きた崩落ではなく、山岳地域全体で雪が広範に不安定化していたことを示唆している。

資料から確実に分かるのは、外国からの訪問者を死者に含む複数の致命的な雪崩が、異なる地区で同じ日に発生し、オーストリアの救助隊が対応に追われていたということだ。この日の出来事が伝える全体的なメッセージは厳しい。雪崩の危険は机上のものではなく、警告を出しても、今季の死者数が再び増えるのを防ぐには十分ではなかった。