シリア軍とクルド人主導のSDF、戦闘再開を受け停戦違反を互いに非難

コバニ、アレッポ、ハサカ周辺で戦闘やドローン攻撃が報告される中、シリア軍とクルド人主導のシリア民主軍(SDF)は、つい最近延長されたばかりの停戦に違反したとして互いを非難した。

アルジャジーラは、停戦が部分的にしか維持されていないようだと報じた。軍は、SDFがアレッポ郊外の軍陣地に爆発物を積んだドローン25機以上を飛来させたと主張。一方、SDFは、シリア政府軍がアイン・アルアラブ(別名コバニ)南東部を攻撃し、住宅地区を砲撃したと非難した。

対立する双方の主張が重要なのは、当初の4日間の停戦が期限切れとなった後、停戦が15日間延長されたばかりだったためだ。この延長は、シリア北東部のSDF運営の刑務所から、ISISとの関係を疑われる拘束者をイラクへ移送する米国の任務を支えることを目的としていた。つまり停戦は単なる象徴ではなく、現在の収容先にとどめるには危険すぎるとみなされた拘束者を扱う、進行中の治安作戦と結び付いていた。

証拠資料によると、シリア・アラブ通信は、SDFのドローンが軍陣地を標的とし、車両4台を破壊したと報じた。国防省は、ドローンがサリーンの民家や道路も攻撃したとしている。SDFはこれに対し、シリア軍の攻撃と砲撃が激しい衝突と継続的な戦闘を引き起こしたと反論した。双方とも、先に停戦を破ったのは相手側だと立証しようとしている。

目の前の事件を越えた広範な政治情勢としては、政府軍がここ数週間で北部と東部の広大な地域をSDFから奪取し、アフマド・アルシャラア大統領の立場を強めている。政府は国全体を国家の統制下に置くことを推進してきた一方、クルド人主導の当局は自らの諸機関をダマスカス側と統合することに抵抗してきた。

そのため、停戦は構造的にもろい。これは主権、行政、軍事権限を巡るより広範な争いの一時中断にすぎない。コバニとアレッポ周辺の衝突は、双方が相手側は一線を試していると考えれば、この取り決めがいかに急速に崩れ得るかを示している。

資料は負傷した民間人や、ハサカ郊外の砲撃で1人が死亡したとの報告にも触れているが、これらの主張は、ここでは独自に確認できなかった別個の証言に基づいている。確認できるのは、双方が公然と互いを非難しており、停戦が緊張にさらされているということだ。

現時点で、状況は「実際の違反が起き、信頼が存在しない停戦」と表現するのが最も適切だ。直近の応酬は、シリア北東部で持続的な平穏を実現できるかどうかが、軍事的な自制だけでなく、ダマスカスとクルド人主導の行政当局との政治的対立を少しでも縮小できるかどうかにも左右されることを示している。

証拠は、停戦が完全には崩壊していないとしても、戦闘がなお続いていることを裏付けている。