# 南アフリカ・ダーバン近郊の衝突事故で11人死亡、運輸当局が調査を指示

発生日:2026年1月29日

AP通信が引用した州運輸当局者と救急隊によると、2026年1月29日、南アフリカのクワズール・ナタール州ダーバン近郊でトラックと乗り合いミニバスタクシーが衝突し、少なくとも11人が死亡した。ほかにも数人が重体とされ、その中には、衝突後に大破した車体に閉じ込められたと救急隊が説明したタクシー運転手も含まれていた。

州運輸局のシボニソ・ドゥマ当局者が公表した暫定情報によると、死者には児童1人が含まれていた。事故は同州の主要都市の一つであるダーバン近郊で発生し、死者の多さと現場から救出された生存者の容体を受け、救急機関と運輸当局の双方が直ちに対応に乗り出した。

ドゥマ氏が紹介した目撃証言によると、トラック運転手がUターンし、それによってタクシーとの正面衝突に至ったとみられる。この説明は最終的な公式見解として示されたものではないが、事故がどのように起きたのかを調べる捜査当局にとって、初期段階の手掛かりとなった。ALS Paramedicsのギャリス・ジェイミソン氏も別途AP通信に対し、11人が死亡し、ほかに数人が重体だと語った。

ドゥマ氏が説明した暫定調査では、関係した両車両についても懸念が浮上した。同氏によると、トラックは摩耗したタイヤで違法に運行していた疑いがあり、一方、タクシー運転手の公共交通機関向け業務免許は2023年に失効していた。これらの詳細だけで最終的な法的責任が確定するわけではないが、規制上の不備や車両の走行適合性の問題が死亡事故の一因となったかどうかについて、捜査当局がすでに調べていたことを示している。

この事故は、南アフリカでトラックと乗り合いミニバスタクシーが関係した別の死亡事故から、わずか1週間余り後に起きた。AP通信によると、1月19日にヨハネスブルク近郊で起きた先の事故では児童14人が死亡し、当局が危険な追い越しをしたと非難したミニバス運転手が殺人罪で起訴された。二つの事故が短期間に相次いだことで、公共交通の安全性に対する当局の懸念は一層切迫したものとなった。

バーバラ・クリーシー運輸相は、公共交通機関が関係する交通事故死の増加が続いていることに深刻な懸念を示し、道路交通管理公社に対し、今回の事案について地元当局と協力するよう指示した。同公社が調査を開始してから48時間以内に暫定報告書がまとめられる見通しだった。記事が確認した全体像は限定的ながら厳しい。ダーバン近郊で11人が死亡し、ほかに数人が重傷を負い、当局はこの惨事を、南アフリカの公共交通に対する法規制の執行と交通安全制度をめぐる、より広範な懸念に直ちに結び付けた。