当局によると、発生日の2026年2月3日、ブラジル北東部の宗教祭から戻るバスがアラゴアス州内陸部の農村地帯にあるカーブで道路を外れて横転し、少なくとも16人が死亡、ほか数人が負傷した。
バスは約60人の乗客を乗せていたところ横転し、一部の人が車外へ投げ出され、ほかの人々は大破した車体の下に閉じ込められた。当局によると、死者は女性7人、男性5人、子ども4人だった。生存者のうち、重傷を負った子ども1人が病院へ搬送された。
事故は、毎年2月2日に数千人の信者を集めるセアラ州の宗教祭「カンデラリアの聖母」の祝祭からバスが戻る途中に起きた。アルジャジーラは、事故の捜査が続いており、当局者が極めて複雑な事故だと説明したと報じた。
アラゴアス州航空局を率い、救助活動に参加したアンドレ・マデイロ大佐によると、車両はカーブで道路を外れて横転し、一部の乗客を車外へ投げ出した。ほかの乗客はバスの下敷きとなり、救助隊にとって現場は特に困難な状況となった。Xに投稿された画像には、大きくひしゃげたバスが横倒しになり、負傷した乗客らが救助を待つ様子が写っていた。
パウロ・ダンタス州知事は、州内で3日間の服喪を実施すると発表し、死傷者の家族との連帯を表明した。この死者数により、今回の事故は、幹線道路や農村道路で死亡者を伴うバス事故が繰り返されてきたブラジルにおいて、近年で最悪の道路災害の一つとなった。
州政府は、捜査が引き続き行われていると発表した。現時点で当局は、犠牲者の身元確認、負傷者の治療、そして宗教行事から戻る日常的な移動がなぜ多数の死傷者を出す事故に変わったのかを解明することに重点を置いている。
最も差し迫った疑問は、そもそもなぜバスが道路を外れたのかという点だ。証拠資料はその答えを示しておらず、当局もまだ最終的な原因を公表していない。明らかなのは、この事故によってアラゴアス州各地の家族が悲しみに暮れ、ブラジル北東部の道路安全が再び厳しく問われることになったということだ。
この惨事はまた、満員の旅客車両が、狭い道路や路面の不均一な経路で、いかに急速に致命的な危険へ変わり得るかを浮き彫りにしている。約60人を乗せたバスは、宗教的な集会を終えた多数の参加者を自宅へ運んでいた。その旅は、救急隊が大破した車体から生存者を救出し、病院が負傷者を受け入れる事態で終わった。
捜査が続く中、州当局者は、復旧と対応の取り組みは引き続き困難なものになるとしている。病院が負傷者を治療し、捜査員が現場を詳しく調べる中、死者数はなお増える可能性がある。



