# フィリピン最高裁、同性パートナーによる不動産の共同所有を認め得ると判断

事件日:2026年2月10日

BBCの報道によると、フィリピン最高裁は、同性パートナーの双方が不動産の購入に貢献した場合、共同所有者として扱うことができるとの判断を示した。この判断は、法的に見えない存在として扱われるべきではないと最高裁が述べた関係に法的な重みを与え、同国の家族法典の規定をこの文脈で初めて適用したという点で重要である。

この訴訟が重要なのは、一件の不動産紛争そのものより、承認について何を示しているかという点だ。最高裁の判断は、同性関係にある2人が住宅や土地、その他の資産の取得にともに寄与した場合、法律上、共有の所有権を持つと認められ得ることを意味する。これは、正式な書類に関係が明確に反映されていなかったカップルが関わる紛争でよく生じる問題に対する、実務的な回答である。この判断によれば、双方のパートナーが貢献していれば、その関係が法律で伝統的な形で記述されていない場合でも、その貢献が重視され得る。

BBCの情報源は、この判決を画期的なものと位置付けている。同性関係を財産法の周縁から、その中心へと移すものだからだ。家族法典の規定はしばしば従来型の家族構成を前提としているが、最高裁がここで同法を用いたことは、そうした規則をより広く解釈できることを示している。正当な親密関係を法的に見えない存在として扱ってはならないという文言は特に重要である。契約書や権利証だけでなく、関係そのものを所有権の分析要素として捉えようとする司法の姿勢を示しているためだ。

実務上、この判断により、同性パートナーが不動産の代金を支払ったり、長期にわたり投資したりしてきた場合、所有権の持ち分を主張しやすくなるはずだ。これは、すべての請求が自動的に認められるという意味ではない。権利証に1人の名前しか記載されていないために、その人だけが重要だったかのように扱うのではなく、共有の貢献を認定するための、より明確な根拠を法制度が得たという意味である。不動産の所有が家族の安定にとって中心的になり得る国において、この変化は重大だ。

情報源からは、訴訟手続きの全経緯や、最高裁が限定的な問題に答えたのか、下級裁判所に向けたより広範な規則を示したのかは分からない。そこから分かるのは、法的承認における有意義な一歩だということだ。家族法典の規定を初めて同性カップルに適用することで、最高裁は将来の所有権紛争に影響を及ぼし、財産法における親密なパートナー関係の理解を変え得る判例を作った。

この判断は、明確な書類上の記録を持たなかった人々にとっても重要である。今後、住宅や土地、その他の共同購入資産をめぐる紛争で、裁判所は誰が支払い、誰がそこに住み、誰が長期にわたり貢献したのかを、より直接的に検討できるようになる。すべての事案を解決するものではないかもしれないが、同性カップルに、従来よりも広い法的な道筋を与える。また、関係自体が存在するのかという議論から、実際に不動産をどのように取得したのかという議論へと焦点を移す。

その意味で、この判断は象徴的であると同時に実務的でもある。裁判所に実在する資産と実際の金銭を扱うための、より明確な方法を与える一方、不動産紛争が法廷に持ち込まれた際には、同性パートナーの貢献も法的に認識されると伝えている。