発生日:2026年2月19日
鉱山運営会社と労働団体によると、南アフリカのキンバリーにあるダイヤモンド鉱山で、作業中の立坑が土砂崩れによって浸水し、作業員5人が地下深くに閉じ込められたままとなった。当局が作業員の生存を示す証拠を探すなか、救助隊は排水を進め、作業員のもとへ到達しようとしていた。
南アフリカ労働組合会議によると、作業員らは火曜の未明から地下にいる。同国の主要な鉱山労働者組合を傘下に持つ同労働団体は、5人が地下約800メートルにいるとみられると述べた。発見時の注記には作業員が死亡したと推定される旨が記されていたものの、提供された記事では死亡は確認されていなかった。
エカパ・マイニングのハワード・マースデン・ゼネラルマネジャーは、国営放送SABCへのコメントで、2方面から進める救助活動の概要を説明した。一方のチームは被災した立坑から水をくみ出し、もう一方のチームは5人がいるとみられる区域に向かって掘削していた。ボーリング孔は、連絡経路を確保するか、何らかの生存の兆候を得ることを目的としていた。
救助活動は、土砂崩れによって生じた根本的な障害に直面した。水が地下の作業区域に流入し、作業員と救助隊を隔てていたのだ。記事は、作業員のもとへ到達するまでの見通しを示しておらず、作業員の身元も明らかにせず、救助隊が連絡を取れたかどうかにも触れていなかった。また、土砂崩れの原因も特定していなかった。こうした不明点により、作業員の状態と事故原因の双方について、現時点で可能な評価は限られていた。
南アフリカ北ケープ州のキンバリーは、ダイヤモンド産業と密接な関係がある。19世紀後半にこの地域でダイヤモンドが発見されたことは、キンバリーが世界のダイヤモンド採掘における歴史的中心地となる一助となった。作業員が閉じ込められた鉱山は、エカパ・マイニングが運営している。
今回の緊急事態は、ダイヤモンド、金、プラチナを採掘する産業の安全性に国を挙げて長年取り組むなかで発生した。南アフリカ鉱業評議会の年次安全報告書によると、前年には鉱山労働者41人が労働災害で死亡した。同評議会は、この数字を過去最低とし、1990年代から2000年代初頭にかけて毎年記録されていた数百人の死亡者数を大幅に下回ると説明した。
こうした全体的な改善によっても、キンバリーの地下で続く当面の不確実性は解消されなかった。救助の成否は、水位を下げ、作業員がいるとみられる位置に向かって正確に掘削できるかにかかっていた。2月19日までに連絡が取れたとの確認情報がない以上、作業員の安否を断定すれば、入手可能な証拠の範囲を超えることになる。確認されていたのは、5人が閉じ込められ、複数のチームが排水と掘削を同時に進めているということだった。



