英国の情報コミッショナー局(ICO)は2026年2月24日、レディットが13歳未満の子どもの個人データを違法に使用していたと認定し、同社に1450万ポンドの制裁金を科した。規制当局は、同社の慣行により、若い利用者が不適切または有害なコンテンツにさらされる恐れもあったとした。

ICOによると、レディットの利用規約では利用者を13歳以上としているにもかかわらず、多数の13歳未満の子どもが同サービスを利用していた。同プラットフォームは、アカウントを開設する人に年齢の申告を求めていたが、規制当局は、自己申告は容易に回避でき、有効な確認手段にはなっていなかったと結論づけた。また、レディットが2025年1月まで、子どもへのリスクに焦点を当てたデータ保護影響評価を完了していなかったことも認定した。

情報コミッショナーのジョン・エドワーズ氏は、子どもたちが理解し、同意し、管理できる統制措置がないまま、その情報が収集、利用されていたと述べた。同氏は、子どもを引き付ける可能性が高いオンラインサービスは、年齢を評価し、そのデータ取り扱いによって生じるリスクを軽減するための適切な方法を備えなければならないと主張した。この制裁金は、子どものプライバシー侵害を巡るICO史上最大のもので、金銭的制裁としては全体で3番目に大きいと説明された。

レディットはこの決定に異議を唱え、不服申し立てを行うと述べた。同社の広報担当者は、英国の全利用者に一層多くの本人確認情報を求めることは、同社のプライバシーと安全への取り組みに反すると主張した。レディットは、通常、利用者に本人情報の開示を求めておらず、アカウント保有者が13歳未満だと判断した場合は、そのアカウントを削除していると述べた。

この争いは、年齢確認に内在する緊張関係を浮き彫りにしている。プラットフォームには、幼い子どもを不適切なサービスから締め出す一方、それ以外の全利用者から追加で収集する個人情報を抑えることが期待されている。ICOの決定は、レディットが以前採用していた年齢の自己申告では、この問題を十分に管理できていなかったと判断した。レディットが不服申し立てを予定していることは、同社が規制当局の論拠と、それに基づく制裁金の双方を争っていることを意味した。

制裁金が科された時点までに、レディットは別の年齢基準について、より厳格な確認を導入していた。2025年7月以降、ポルノを含む成人向けコンテンツを閲覧しようとする英国の利用者には、自撮り写真または政府発行の身分証明書を使い、18歳を超えていることを証明するよう求めていた。この措置はオンライン安全法への対応として導入されたもので、13歳未満の子どもに関する以前のデータ処理についての規制当局の認定を帳消しにするものではなかった。

この事案が扱ったのはデータ保護であり、子どもによるソーシャルプラットフォームの利用を全面的に禁止することではない。5ライツ財団の活動家らは、関連する保護措置は2018年から存在していたとし、その執行に時間がかかったことを批判した。レディットが不服申し立てを行うため、最終的な法的判断は確定していないが、2月24日の措置によって、ICOの認定内容と科された制裁の規模が明確になった。