イスラエルへのロケット攻撃後、レバノンがヒズボラの軍事活動を禁止
レバノンのナワフ・サラム首相は、ヒズボラの軍事・治安活動を禁止すると発表した。同組織によるイスラエルへのロケット弾とドローンの攻撃を受け、イスラエルがベイルート近郊を空爆した後、ヒズボラへの圧力を強めた形だ。
アルジャジーラが報じた声明で、サラム氏はヒズボラの軍事活動は禁止され、同組織の役割は政治分野に限定されるべきだと述べた。またレバノンは、正当な国家機関の枠外で自国領土から開始される、いかなる軍事・治安作戦も拒否するとした。
この措置は、活発な交戦が続く最中に打ち出された点で重要だ。ヒズボラは、ハイファ近郊への攻撃について、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師の殺害に対する報復であり、レバノンを防衛するとともに、イスラエルによる度重なる攻撃に応じるものだったと主張していた。イスラエルはその後、ベイルート南部郊外への空爆で応じ、緊張はただちに高まった。
サラム氏の言葉は、レバノン国家が国境内での武装行動に対する統制を強化しようとしていることを示す。ヒズボラの軍事活動を「違法」と呼ぶことで、同氏は同組織を並行して国を守る存在ではなく、合法的な武力独占の枠外にいる主体と位置付けた。声明は治安部隊に対し、レバノン領内から行われる攻撃を阻止するよう求めてもいる。
証拠資料には禁止措置に対するヒズボラの完全な回答は含まれていないが、同組織がこの措置には正当な理由がないとして退けたことは記されている。この反応は、長年にわたり自らを正当な抵抗勢力としてきた運動体が、国家の宣言をおとなしく受け入れる可能性は低いことを示唆しており、重要である。
この命令は、ベイルートが停戦の枠組みを維持し、交渉を継続させようとする、より広範な試みにも沿っている。サラム氏は、レバノンは敵対行為の停止と交渉再開への関与を維持すると述べた。これは政府が、ヒズボラの独立した軍事的役割を制限しつつ、国家レベルの全面対立への崩壊を避けるという両立を図っていることを示唆する。
ベイルート南部郊外に対するイスラエルの空爆が直接の引き金だが、より根深い問題は、レバノン国家がヒズボラへのいかなる制限も実際に執行できるのかという点だ。証拠資料は、この禁止が実効性を持つことを証明してはいない。ただし、政府が今回、公に一線を引いたことは示している。
その一線は政治的に重要だ。禁止を正式化したことで、サラム氏はこの問題を安全保障政策の領域から国家権力の問題へと移した。この宣言が執行されれば、軍、政府、ヒズボラの力関係を変える可能性がある。執行されなければ、国家による統制の限界を露呈しかねない。
現時点で確認されたニュースは単純明快だ。レバノン首相がヒズボラの軍事活動を公に禁止し、その宣言はイスラエルとの武力の応酬の直後に出された。



