出来事の日付:2026年3月7日
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、自国による近隣諸国領内への攻撃について謝罪し、同国指導部が軍に自制するよう指示したと述べた。しかし、このメッセージに続いて、湾岸アラブ諸国へ向かうミサイルやドローンがさらに報告され、別のイラン高官は、イランの敵が使用する拠点への攻撃は続くと述べた。
この一連の動きにより、湾岸各国政府はテヘランから二つの著しく異なるシグナルを受け取ることになった。大統領は外交を訴える一方、イランが米国およびイスラエルと関係があるとみなす施設に対する軍事作戦は継続された。また、拡大する紛争の中で、イランの政治指導部が、標的を選定して攻撃する部隊に一貫した方針を徹底できるのかという疑問も生じた。
条件付きの謝罪
AP通信によると、ペゼシュキアン大統領は、イランの暫定指導評議会が軍と連絡を取り、近隣諸国からイランへの攻撃が行われない限り、それらの国を今後攻撃すべきではないと命じたと述べた。この対立には外交を通じて対処すべきだと語った。
この条件は重要だった。米軍は地域各地の基地や艦船から活動しているが、湾岸諸国政府は自国領土がイラン攻撃に使われていないと述べた。TRTワールドによると、ペゼシュキアン大統領はその後、イランに対する攻撃の発進に使われた施設は、引き続き正当な標的とみなし得ると書いた。
したがって、大統領の声明は近隣諸国の政府を安心させる一方で、米国・イスラエルの作戦と結びついているとイランがみなすインフラを攻撃する権利があるとの主張を維持するものだった。この区別は、地域の民間人と政府が直面する差し迫った疑問、すなわち攻撃が実際に止まるのかという点をほとんど解消しなかった。
軍事活動は継続
AP通信は、ペゼシュキアン大統領が謝罪している間も、イランのミサイルとドローンが湾岸アラブ諸国へ向かっていたと報じた。クウェートは、ミサイルとドローンを伴う攻撃で国境警備隊員2人が死亡したと発表したが、当局は状況についてほとんど詳細を明らかにしなかった。同じ報道によると、イランは前日、イスラエルと米軍を受け入れている湾岸諸国に対し、新たな報復攻撃を開始していた。
TRTワールドは、3月7日にカタール、サウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦で攻撃があったと報じた。ペゼシュキアン大統領による自制の約束の後に攻撃が再開され、イランの敵に提供された場所は引き続き標的だと主張する公式発言も続いたとしている。
3月7日遅くに掲載され、3月8日早朝に更新された報道は、危険が出来事の日付を越えて続いたことを示した。AFP通信はフランス24を通じ、カタールが3月7日に弾道ミサイル10発と巡航ミサイル2発の標的となり、その大半が迎撃され、死傷者はいなかったと同国が発表したと報じた。サウジアラビアはその後、ドローン15機を迎撃したと発表し、クウェートはドローンの波状攻撃があり、国際空港の燃料タンクが標的になったと報告した。これら3月8日の更新情報は後になって判明した事実であり、ペゼシュキアン大統領が3月7日に発言した時点で確認されていた出来事として提示すべきものではない。
アラブ首長国連邦でも混乱が起きた。ドバイは近くで飛来物が迎撃された後、主要空港を一時閉鎖し、政府は迎撃による落下物で被害が出たと説明した。AFP通信は、ドバイでパキスタン人1人が落下物により死亡し、その後、航空便の運航が部分的に再開されたと報じた。
テヘランからの相反するメッセージ
対照的だったのは、発言と軍事活動の違いだけではなかった。イランの高官らは、方針そのものについて異なる説明を公に示した。
司法府長官で3人からなる指導評議会のメンバーでもあるゴラムホセイン・モフセニエジェイは、イランに対する侵略に利用されている地域諸国の拠点は、今後も激しい攻撃にさらされると述べた。TRTワールドも同様に、近隣諸国の一部が敵に提供されたことを証拠が示しているとの同氏の発言を伝えた。
イランの安全保障当局トップであるアリー・ラリジャニはその後、イラン指導部は結束しており、イスラエルおよび米国との戦いを巡る意見の相違はないと主張した。モハンマド・バーゲル・ガリバフ国会議長は、米軍基地が存続する限り、地域諸国に平和は訪れないと述べた。これらの発言は総じて、攻撃を近隣諸国そのものではなく、外国の軍事インフラに対する行動と位置づけた。湾岸諸国政府はこの論理を退け、自国領土をイラン攻撃に使うことを許可していないと主張した。
AP通信は、ペゼシュキアン大統領のメッセージが、イランの弾道ミサイル能力の多くを掌握する革命防衛隊に対する文民の政治権力の限界を浮き彫りにしたと指摘した。最初の空爆でイランの最高指導者が死亡したため、暫定評議会が国を監督していたが、報道は、命令、標的の選定、公のメッセージ発信が目に見えて統一された方向には進んでいないことを示していた。
湾岸全域に広がる紛争
攻撃は、イラン、イスラエル、レバノンの主要戦場から遠く離れた場所でも、民間人の移動、エネルギーインフラ、都市部に影響を及ぼしていた。クウェートは予防措置として石油生産の削減を発表し、迎撃時の落下物が民間施設を損傷させた。各国政府がミサイルやドローンの警報に対応する中、空港と航空会社は運航を調整した。
したがって、ペゼシュキアン大統領の謝罪が直ちに持った意味は、軍事方針の明確な変更というより、一つの境界線を定めようとする試みだった。近隣諸国は、その領土がイランに対して利用されない限り攻撃を免れる、と大統領は述べた。他の当局者はこの境界線を異なる形で引き、敵が地域の拠点を利用している以上、攻撃の継続はすでに正当化されると主張した。
3月7日の終わりまでに、これらの説明の隔たりは解消されないままだった。謝罪は近隣諸国に生じた被害と不安を認めたが、続く発射と強硬な発言により、各国政府が求めていた確実性は失われた。その後の3月8日の報道は、地域の防衛態勢が依然として飛来する脅威に対応していたことを確認し、外交的なメッセージが作戦の目に見える停止にはまだつながっていないことを示した。



