発生日:2026年3月12日
アルジャジーラが報じた声明によると、イラクのクルディスタン地域にあるアルビル近郊の基地にドローンが命中し、フランス軍将校1人が死亡、フランス兵6人が負傷した。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、死亡した将校をアルノー・フリオン氏と特定し、アルビル地域での攻撃中に死亡したと述べた。マクロン氏はフランス軍に対する攻撃を容認できないと非難し、ほかの兵士も負傷したと述べた。フランス軍は別途、軍人6人が負傷し、速やかに最寄りの医療施設へ搬送されたと発表した。負傷者の容体や治療の詳細は明らかにしなかった。
この基地は、マフムール地域でフランス軍要員とクルド人部隊ペシュメルガが使用する共同施設と説明された。アルビル県のオメド・ホシュナウ知事と匿名の治安筋はロイターに対し、ドローン攻撃で少なくともフランス兵6人が負傷したと述べたと、アルジャジーラが伝えた。
報道では、この共同基地に命中したドローンを誰が発射したのかは独自に確認されていない。イラン国営テレビはアルビルの米軍基地に対する一連のドローン攻撃を発表していたが、入手可能な報道には、フランス側に死傷者を出した攻撃とイランを直接結び付ける証拠は示されていなかった。地域紛争が拡大する中、複数の武装勢力がイラクでの作戦を報告していたため、この区別は依然として重要だった。
これに先立つ3月12日、イラク国防省は、北部ニナワ県の軍事施設を標的とした爆発物搭載ドローン4機を迎撃したと発表した。マフムール地域は、ニナワ県の一部とクルディスタン地域にまたがる、より広範な治安区域の中に位置する。提供された報道には、この攻撃未遂とフランス軍・ペシュメルガ共同施設への攻撃を結び付ける追加情報はなかった。
この事件は、フランスが地中海とその周辺で軍事態勢を強化する中で起きた。フランスはマクロン氏の命令により空母シャルル・ド・ゴールを同地域へ移動させていたほか、中東危機へのフランスの対応の一環として、強襲揚陸ヘリ空母とフリゲート艦ラングドックも展開していた。防空要員はラングドックに同行してキプロスへ向かった。
マクロン氏は数日前、フランスは紛争が長期化する可能性に備えており、相当規模の海空戦力を展開したと述べていた。また、作戦の詳細は明らかにしなかったものの、フランス軍が最近、パートナー諸国とともに迎撃作戦を実施したとも述べた。
フランス当局はこの報道の中で、これらの配備の変更を発表せず、直ちに報復措置を取るとも明らかにしなかった。
そのため、この致命的な攻撃によってフランス軍要員は地域情勢の激化による直接の死傷者となった一方、ドローンの発射地点、運用者、意図された標的をめぐる重要な疑問は、入手可能な報道では未解明のままだった。



