# イランとガザを巡る反戦デモ、スペイン各地に拡大

スペイン、2026年8月29日 ― イランでの戦争とガザでの戦闘に抗議するため、土曜日にスペイン各地で数千人が街頭に繰り出した。マドリード、バルセロナ、バレンシアで行われた集会により、同国でなじみ深い「戦争反対」の政治運動が再び活発化した。

主催者によると、マドリードでは約5,000人がソフィア王妃芸術センター前に集まり、平和を呼びかけるプラカードを掲げ、イランでの紛争とガザでの戦争を結び付けるスローガンを訴えた。バルセロナとバレンシアでも同様のデモが行われ、バレンシア自治州のアリカンテ、アルコイ、クレビジェンテにも抗議活動が広がった。

デモは国内最大級の都市だけに限られなかった。カンタブリア州ではサンタンデールで集会があり、アストゥリアス州ではオビエド、ヒホン、アビレスを含む9自治体で催しが開かれた。ガリシア州ではサンティアゴ・デ・コンポステーラのトウラル広場で主要な集会が行われ、ムルシア州でも多くの町や都市で集会が開かれた。

この運動には幅広い連合が参加した。抗議活動を支持する声明には143団体と、労働組合の指導者や著名な芸術家を含む文化界の200人以上が署名した。声明は民主主義者に対し、侵略を非難し、国際法を擁護し、中東における公正で永続的な平和のために行動するよう求める一方、イランの聖職者体制も非難した。

抗議活動には、国外での戦争が主要な社会問題となった際にスペインで繰り返し再浮上してきた政治的伝統も表れていた。パンプローナではデモ参加者がNATOを明確に非難し、スペインがNATO残留の是非を問うた1986年の国民投票から40周年となる時期に合わせて集会を行った。

一連の行動は、イランとガザでの戦争が今や中東をはるかに越えて反響を呼んでいることを示唆している。多くの参加者にとって、問題は紛争による民間人の犠牲だけでなく、米国とイスラエルが暴力を拡大させ、さらに多くの国々を巻き込んでいることにもある。

マドリードの集会では、訴えは率直だった。戦争反対、イラン国民との連帯、そして反対の声を上げるために地元の通りや広場を使うべきだという主張である。こうしたメッセージは、戦争そのものが変化する中でも、スペインで反戦運動の存在感を保つことに寄与してきた。

提供された資料は、抗議活動が政策を変えたか、あるいは逮捕者が出たかについては示していないが、複数の地域と政治共同体にまたがる全国的な反対運動が同じ日に起きたことを示している。