# BMW、中国で空調配線の発火リスクにより約18万台をリコール
BMWの中国法人は、空調装置の配線に短絡を引き起こし、極端な場合には火災につながり得る不具合がある可能性を規制当局が確認したことを受け、約18万台をリコールしている。
資料に含まれるAFPの報道によると、リコールは即時に開始され、2023年12月5日から2025年4月12日までに中国国内で製造された5シリーズ13万3,849台に加え、2022年6月から2025年4月までに生産された輸入車の5シリーズ、7シリーズ、M5計4万5,678台が対象となる。中国国家市場監督管理総局によると、問題は前部客室の空調用ワイヤーハーネスに関係しており、取り付けが不適切な場合、アフターサービスでエアフィルターを交換する際に損傷する可能性がある。
仕組みは技術的だが、安全上のリスクは明快だ。整備中にワイヤーハーネスが損傷する可能性があり、損傷した配線が短絡すれば火災のリスクが生じる。この種の不具合が特に深刻なのは、車両が一定期間使用された後になって初めて表面化する場合があるうえ、製造時ではなく定期整備中に故障が誘発され得るためだ。
BMWは、ワイヤーハーネスを無料で点検し、固定し直すとしている。これはこの種のリコールでは標準的な対応だが、措置の規模は、影響を受ける可能性のある車両がいかに多く、現地生産車と輸入車の双方にまたがって対象モデルがいかに広いかを示している。7シリーズやM5などの高級モデルが含まれていることからも、問題が単一のエントリーモデルに限定されていないことが分かる。
消費者の観点から見れば、重要な問題は火災リスクだけでなく、整備の一連の過程に対する信頼でもある。規制当局の表現は、不具合が後の整備作業中に生じ得ることを示しており、損傷の防止には所有者、販売店、修理工場のすべてが役割を担うことになる。このため、サービスキャンペーンをどのように周知し、追跡するかが一層重要になる。
資料には、負傷者や事故、あるいは中国以外でのより広範な市場安全対策についての記載はない。したがって、確認された報道の範囲は、リコールそのもの、対象車両数、技術的な不具合に限られる。それでも、これらの事実だけで大規模なリコールが進行中であり、BMWが規制当局によって直ちに是正措置を取るに値するほど重大と判断された不具合に対処していることは十分に分かる。



