# コソボ憲法裁、議会に大統領選出まで34日間を付与

コソボ憲法裁判所は、ビヨサ・オスマニ大統領による議会解散令には法的効力がないと判断する一方、議員らに新たな国家元首を選出するまでさらに34日間を与え、選出できなければ自動的に選挙となるとした。

バルカン・ビューが報じたこの決定は、同国で最近起きている制度上の対立を深めると同時に、明確化するものでもある。大統領府は、オスマニ氏が憲法に違反したとする文言は判決のどの段落にもないと裁判所が判断したと述べ、新たな選挙へ向かう事態の責任は大統領ではなく議会にあると主張した。しかし裁判所の正式な判断は、大統領令そのものには法的効力が生じないとし、議会が大統領選出手続きを完了するための厳格な日程を定めている。

この日程が重要な点だ。裁判所は、大統領選出手続きは60日を超えてはならず、現職の任期満了の少なくとも30日前までに終了しなければならないとした。しかし議会が構成されたのは2月になってからだったため、手続きを完了するのに十分な時間がなかったと裁判官らは判断した。このため、議員らに大統領選出を終えるための追加の34日間を与えた。

選出できなければ、結果は自動的に生じる。議会は解散され、45日以内に前倒しの議会選挙を実施しなければならない。判断は即時発効し、最終的なものであるため、政治プロセスは今後、際限のない法的論争ではなく期限の下で進む。

この事案は、アルビン・クルティ首相と、アルベリエ・ナグヴァツィ氏を含む議員らの一団が、オスマニ氏による3月6日の大統領令に異議を申し立てたことから始まった。大統領府は、行き詰まりを打開するために大統領令が必要だったと主張していたが、裁判所の決定は、新大統領に至る憲法上の手続きは依然として議会を通じて進めなければならないことを明確にした。

政治家らの反応は対立構造を浮き彫りにした。与党ベテヴェンドシェ所属のナグヴァツィ氏は、判決によって大統領令が違憲だったことが確認されたと述べ、新たな危機を避けるための共同の取り組みを呼びかけた。コソボ民主連盟のルミル・アブディジク党首は、判断によって手続きが議会に戻され、誰にも有利な立場は与えられていないと述べた。コソボ民主党は、今後の対応を協議するため会合を開くが、裁判所の決定を尊重するとした。

この判断が重要なのは、法的形式と政治的責任を切り分けようとしている点だ。大統領府は、この判決を議会への非難として解釈するよう求めている。野党は、さらなる選挙を防げるのは政治的合意だけだと改めて示すものとして読まれることを望んでいる。報道で説明された裁判所の文言は、その両方を行っている。直ちに議会を解散する大統領令を退ける一方で、議員らに厳格な期限を設定した。

コソボにとって、これは危機が終わったのではなく、日程が定められたことを意味する。今後34日間で、議会が交渉によって大統領を選出できるか、同国が再び選挙サイクルへ入るかが決まる。いずれにしても、裁判所は不確実な状態に終了日を設けた。

この判断は、政治的パフォーマンスの余地も狭める。期限が法律上確定した今、各党は公の場で交渉するか、新たな選挙サイクルを招いた責任を問われるリスクを負うことになる。