AP通信によると、モンゴルのゴンボジャビン・ザンダンシャタル首相は、与党・モンゴル人民党内の緊張の高まりと、野党による国会審議のボイコットを受けて辞任した。
国会は金曜日に辞任を承認し、6月に始まった短い在任期間に終止符が打たれた。AP通信によると、野党・民主党は今月初め、与党内への権力集中に対する懸念を理由にボイコットを開始していた。このボイコットにより、政府を取り巻いてすでに高まっていた政治的圧力がさらに強まった。
報道はまた、ザンダンシャタル氏の側近であるエンフバヤル・バトトムル法相をめぐり、数カ月にわたり汚職疑惑が取り沙汰されていたことにも言及したが、同法相は訴追されていない。ザンダンシャタル氏はソーシャルメディア上の声明で、内紛が経済を損ない、物価上昇につながると述べた。このメッセージは、辞任が政治的な責任の表明だけでなく、不安定化がもたらす代償への警告でもあったことを示唆している。
後任には、現在国会議長を務める党首のニャムオソリン・オチル氏が就くと見込まれている。この移行により首相職は与党内にとどまるが、投資家や観測筋から見て、すでにモンゴルを政治的に脆弱な国にしている根深い緊張が収まるとは限らない。
AP通信は、外国人投資家が同国の不安定さや政権の在任期間の短さを警戒してきたと指摘した。この懸念は付随的なものではない。モンゴルで政治的な入れ替わりが繰り返されれば、政策の継続性、経済への信頼、国家機関の信頼性に影響を及ぼし得る。首相が党内抗争と野党のボイコットのさなかに辞任する場合、問題は誰が後任になるかだけでなく、次の政権が効果的に統治できるだけの期間存続できるかどうかでもある。
AP通信の報道は、現在の混乱を、権力集中と国民の不満をめぐる、より長期的な問題に結びつけた。野党議員らは、こうした懸念への対応としてボイコットを位置づけた。経済への打撃と物価上昇が起こり得るとザンダンシャタル氏自身が認めたことは、政治的な行き詰まりが日常的な経済不安へいかに急速に波及し得るかを内閣が理解していたことを示唆している。
今回の辞任により、与党は政権移行が秩序立って行われることを示すよう圧力を受けることにもなる。オチル氏が実際に首相に就任すれば、国会機能を回復させ、汚職をめぐる監視に対処し、国家がなお予測可能な形で運営され得ると国民と市場の双方に確信させなければならない政府を引き継ぐことになる。
現時点で、検証された主要な事実は明快である。首相が辞任し、国会がこれを承認し、野党は審議をボイコットしており、与党は同党の別の幹部に職務を引き継ぐ準備を整えているように見える。これによって体制が安定するかどうかは別問題である。
政権移行が実際にオチル氏への交代となる場合、モンゴルが直ちに直面する課題は、今回の辞任が繰り返される交代劇の一章にすぎないわけではないと示すことである。投資家、野党、一般市民は、新指導部が基本的な国会機能と経済への信頼を回復するのに十分な期間、緊張を和らげられるかどうかを注視することになる。
今回の辞任が、当面の首相個人を超えて重要な意味を持つのはそのためである。モンゴルは今、政治的な行き詰まりを新たな対立ではなく、制度的な権限移譲を通じて解決できるかを示す、もう一つの機会に直面している。
この出来事はまた、与党が日程と後継者選びを掌握している場合、野党のボイコットがいかに自己強化的になり得るかを示している。次期政権が迅速に信頼を再構築できなければ、AP通信が伝えた政治への疲弊感は、国民の期待を引き続き左右するとみられる。



