# 燃料ショックが経済に波及、パキスタンがイスラマバードの公共交通を無料化
パキスタンは、イスラマバードで国営公共交通機関を30日間無料にし、パンジャブ州とシンド州で補助金を提供することで、燃料価格の急騰による政治的・経済的打撃を和らげようとしている。
資料に含まれるAFP通信の報道によると、この措置は、ガソリン価格を42.7%、ディーゼル価格を54.9%引き上げるという深夜の決定を受けたもので、この急騰によって抗議活動やガソリンスタンドの長い列が発生した。モーシン・ナクヴィ内相は、翌日から30日間、首都のすべての公共交通機関を一般市民に無料で提供すると述べ、政府が3億5,000万ルピーの負担を引き受けると説明した。
パンジャブ州も同様の方針を取り、国営公共交通機関の運賃を撤廃し、トラックとバスを対象とした補助金を発表した。人口がカラチ周辺に集中するパキスタン最大の州であるシンド州も、オートバイ利用者と小規模農家向けの補助金を導入した。これらの措置を合わせることで、燃料ショックが直ちに、さらに大きな交通費と食料価格の負担へ転嫁されるのを防ぐ狙いがある。
証拠は、イラン戦争の影響が戦場を越えていかに急速に広がっているかを示している。報道によると、ホルムズ海峡の海運は事実上停止しており、この航路は通常、世界のエネルギー供給の約5分の1を運んでいる。人口の大きな割合がすでに貧困状態にある下位中所得国のパキスタンには、輸入燃料費の持続的な上昇を消費者に転嫁せずに吸収する余地がほとんどない。
その圧力はすでに目に見える形で表れている。ラホールではデモが報告され、参加者は突然の値上げを国民に対する「ガソリン爆弾」だと表現した。政府はほかにも、一部の官公庁における週4日勤務、学校休暇の延長、一部生徒向けのオンライン授業などの緊縮措置を講じている。こうした動きは、燃料問題が一時的な価格問題ではなく、より広範な行政運営上の危機として扱われていることを示唆している。
この記事は、財政の安定と社会的救済の間の緊張も示している。パキスタンは3月上旬の小幅な値上げ以降、数週間にわたってさらなる燃料価格の引き上げに抵抗していたが、今回の上昇幅の大きさによって方針変更を余儀なくされたとみられる。州政府と連邦政府は、運賃を一斉に引き上げるのではなく、通勤者、トラック運転手、農家への目先の打撃を抑えようとしている。
資料は、こうした措置がさらなるインフレや政治的反発を防ぐのに十分だとは示していない。しかし、地域のエネルギーショックが広がり続ける中、政府が現在、交通補助金と一時的な運賃免除を緊急手段として活用していることは明確にしている。
![主題:鉄道、観光、鉄道輸送、ポスター 言語:言語的内容なし 発行者:[s.n.] Imp. Chaix(Suc[ursa]le Chéret、パリ、ブリュネル通り18番地)](/media/articles/commons-ac0e1240ee8b.avif)


