発生日:2026年4月6日

レバノン公衆衛生省によると、ベイルート東方の丘陵地帯にあるアイン・サーデで、集合住宅に対するイスラエル軍の空爆により3人が死亡し、ほかに3人が負傷した。同省は、死者のうち2人が女性だったとしている。

夜間の攻撃は、キリスト教徒が多数を占め、アルジャジーラがそれまで紛争の直接的な影響が及ばない場所だったと伝えた町を襲った。現場にいた同局の特派員によると、この地域には事前警告がなく、近隣住民や救急隊員の間に動揺が広がった。

アルジャジーラは、攻撃が3階の特定の一室を狙ったように見えたと報じた。現場にいた人々は同局に対し、当時その部屋は無人だった一方、攻撃の威力によって下の階にいた人々が死亡したと語った。この証言は標的を絞った攻撃が試みられたことを示唆するものの、提供された報道では、イスラエルが誰を狙ったのかは明らかにされていない。

また、証拠からは死亡した3人の身元も特定できない。したがって、レバノン軍団党の幹部やその妻、または名前が挙げられたほかの人物が建物内で死亡したとの主張を裏付けることはできない。提供された資料には、標的を選んだ理由を説明するイスラエル側の声明も含まれていなかった。

ガーディアンも別途、フランス通信(AFP)を通じてレバノン保健省の情報を引用し、アイン・サーデで3人が死亡、3人が負傷したという同じ被害状況を報じた。同紙は、この攻撃をベイルート周辺およびレバノン南部で相次いだ一連の攻撃の一つとして位置付けた。

別の場所では、ガーディアンが報じたレバノン保健省の発表によると、ベイルートのジナー地区への攻撃で少なくとも5人が死亡し、52人が負傷した。アルジャジーラによれば、死者には15歳の少女とスーダン人3人が含まれ、負傷者のうち8人は子どもだった。ガーディアンは、カファル・ハッタへの別の攻撃で4歳の少女を含む7人が死亡したとも報じた。

より広範な攻撃作戦は、南部の町や交通網にも及んでいた。アルジャジーラは、ジャバル・アメル地方各地で攻撃があり、イスラエル軍の地上作戦が続くなか、橋も標的にされたと報じた。マーシー・コーのアナリスト、エリー・ヤクーブは同局に対し、交通路への被害によって最大15万人が人道支援から切り離される恐れがあると述べた。

こうした状況のなか、住民が比較的安全な地域と考えていたことから、アイン・サーデへの攻撃は注目された。アルジャジーラは、レバノン全土で100万人を超える人々が避難を余儀なくされ、数千人がレバノン山地の丘陵部に避難先を求めていると報じた。それまで戦闘にさらされていなかった場所にも攻撃が拡大するなか、これらの地域が引き続き避難先として機能できるのか、新たな懸念が生じた。標的が特定されず、イスラエル側の説明もないため、なぜこの建物が攻撃されたのかは、提供された報道では未解明のままだった。