# ガボン、債務紛争を巡り野党指導者ビリエ=ビ=ンゼを逮捕 所属政党発表

ガボンの元首相で有力野党指導者のアラン=クロード・ビリエ=ビ=ンゼが治安部隊に逮捕されたと、所属政党が明らかにした。この逮捕は、2023年の軍事クーデター後の生活になお適応しつつある同国に政治的衝撃を与えている。

APの報道によると、逮捕は水曜日、情報機関である捜査総局の職員によって自宅で行われた。所属政党「アンサンブル・プール・ル・ガボン」は、この措置を恣意的かつ残忍で、法の支配に反するものだと評した。

同党によると、直接の理由は2008年にさかのぼる債務だった。報道では、その額は500万中央アフリカCFAフラン、約8,999ドルだったとされる。当時、ビリエ=ビ=ンゼは全国文化祭の主催者の一人で、あるサービス提供業者がその後も支払いを求め続けていると報じられている。

ビリエ=ビ=ンゼは決して端役ではない。2023年8月のクーデターで追放されたアリ・ボンゴ・オンディンバ前大統領の下で最後の首相を務めた。また、クーデター後初となった昨年の選挙では、軍事政権指導者ブリス・オリギ・ンゲマに敗れたものの、2位となった。

こうした経歴が、この逮捕を政治的に微妙な問題にしている。元政府首班で主要野党指導者でもある人物が情報機関の職員に連行されたことで、法執行と政治的圧力との境界を巡る当然の疑問が浮上する。同党は当局に対し、責任ある行動を取り、国内外への公約に沿った平和的な民主主義の枠組みを維持するよう求めた。

APの報道は、正式な容疑で訴追されたかどうかや、ビリエ=ビ=ンゼが釈放されたかどうかを示していない。また、報じられた債務疑惑以外に、政府側の説明も記載していない。このため、提供資料の中では同党の説明が最も明確な公の記述となっている。

この時期が重要なのは、ガボンがなおクーデター後の移行期にあるためだ。政権掌握後に選挙が実施されたとはいえ、政治秩序は依然として安定しておらず、野党関係者の扱いは移行がどれほど本物であるかを測る重要な試金石となる。

債務請求そのものも異例だ。2008年の文化祭を巡る支払い紛争は限定的な行政上の問題だが、それを理由に著名政治家を逮捕する決定は、金銭上の争いを重大な政治問題へと変えた。この事件が最終的に起訴されるにせよ、取り下げられるにせよ、非公開で解決されるにせよ、今やより広範な意味合いを帯びている。

当面、この逮捕によって、ガボン当局が反対意見をどう扱うかに注目が集まる。ビリエ=ビ=ンゼは軍事政権に政治的に対抗できる数少ない人物の一人であり、その拘束は野党の声に認められる余地についてのシグナルとして必然的に受け止められることになる。