# リビア武装組織がコロンビア人傭兵と武器のスーダン移送を支援、国連報告書

国連専門家の報告書によると、リビアの武装組織が、スーダンの即応支援部隊(RSF)を支援するため、元コロンビア軍人、武器、燃料の国境を越えた移送を助けていた。この調査結果は、すでに世界最大の人道危機とされる戦争に、新たな側面を加えるものだ。

資料に含まれるAP通信の報道によると、スブル・アルサラム大隊は、コロンビア人傭兵を含む要員のスーダンへの移送を支援した。同組織は、ハリファ・ヒフテルが指揮する自称「リビア国民軍」の一部で、リビア南部と東部で活動し、クフラ周辺を活動の中心としていた。

報告書によると、同大隊は空港を含む主要施設を利用できたため、RSFへの武器と戦闘員の移送を助けることができた。報告書はまた、クフラ南西の後方基地を特定し、スーダンの準軍事組織が、コロンビア人戦闘員の中継地点や、リビア経由で輸入された車両の改造場所として、リビアの空軍基地などの施設を利用していたと指摘した。

その支援は戦場で重要な意味を持った。国連専門家によると、同大隊は2025年6月、地上への部隊配備、リビア領内を通過する戦闘員の護衛、燃料や車両用スペアパーツの確保支援によって、RSFの作戦を助けた。専門家らは、この支援がRSFによるウワイナト国境地域への進軍を後押ししたと述べた。

報告書は地政学的な構図も広げている。AP通信の記事によると、ヒフテルの部隊とRSFはいずれもアラブ首長国連邦(UAE)から支援を受けていたが、UAEは疑惑を否定している。スーダン軍は、ヒフテルの部隊がRSFによる国境地帯への攻撃を支援したと非難しているが、ヒフテルはこの主張を否定した。

紛争そのものは、今も壊滅的な被害をもたらしている。スーダン軍とRSFの権力闘争がハルツームなどで公然たる戦闘に発展した後、戦争は2023年4月15日に勃発した。AP通信の報道によると、武力紛争位置・事件データプロジェクト(ACLED)の集計で少なくとも5万9000人が死亡したが、実際の死者数はさらに多い可能性が高い。

そのため、リビアとのつながりは単なる脇筋ではない。スーダンの戦争が、国境を越え、正式な国家統制をすり抜ける地域的な補給路と傭兵ネットワークによってあおられていることを示唆している。その結果、人道上の影響が深刻化する一方でも、この紛争は新たな人員と装備の供給源を確保し続けている。

報告書はまた、スーダン軍が11月、準軍事組織に向かっていた車両や外国人戦闘員の輸送を狙い、リビア国内で空爆を実施したと指摘している。これは、この補給路がハルツーム側にとって直接攻撃するほど重要になっていたことを示す。

資料に示された証拠からは、より広い国際社会がどう対応するかは分からないが、紛争を外部から支援する仕組みがどのように機能しているかは明らかになっている。国内の権力闘争として始まった戦争は今や、国境を越えた兵站、傭兵、政治的な後援者によって維持されている。