# レザ・パーレビ氏、ベルリンでの記者会見後に赤い液体をかけられる

AP通信によると、亡命中のイラン皇太子レザ・パーレビ氏は木曜日、米国とイランの停戦を批判した後、ベルリンにあるドイツ連邦記者会見場の建物を出た際に赤い液体をかけられた。

パーレビ氏にけがはない様子だった。APによると、液体はブレザーの背中と首にかかったが、同氏は支持者に手を振った後、車に乗って立ち去った。警察は、液体はトマトジュースとみられると発表し、犯行が疑われる人物は直ちに拘束された。

事件は、パーレビ氏が記者団への発言を終えた直後、建物の外で起きた。同氏は約50年にわたって亡命生活を送り、イランの将来を担い得る人物として自らを提示し続けているが、報道は、国内での支持がどの程度かは不透明だと指摘している。APによると、近くには支持者が集まった一方、パーレビ氏はベルリン訪問中、政府当局者との会談には招かれなかった。

ベルリンでのパーレビ氏の発言は、停戦と外交に焦点を当てた。同氏は、この合意はイラン政府の行動が変化することを前提としているが、そのような変化は起きないと予想していると主張した。報道によると、同氏は外交に機会を与えるべきだが、すでに十分な機会が与えられてきたとも述べた。

APはまた、パーレビ氏がこの場を利用し、民主主義のために闘うイランの人々に対して欧州がさらに行動するよう呼びかけ、政治的処刑や死刑判決に関する主張を提起したと伝えた。これらの主張は記者会見における同氏の政治的メッセージの一部だったが、提示された証拠はそれを独立して裏付けていないため、確定した事実ではなく同氏の主張として扱うべきだ。

ベルリンでの事件が注目される主な理由は、極めて人目を引く政治的な場で発生したことにある。パーレビ氏は、イランの将来をめぐる議論に影響を与えようとしてきた長い経歴を持つ象徴的な反体制派の人物であり、液体をかける攻撃は、けがを負わせることなく、その取り組みを一時的に中断させた。

ドイツのフリードリヒ・メルツ首相はその後、停戦延長を歓迎し、それによってイスラマバードでの外交交渉の機会が生まれたとの声明を発表した。こうしたより広い外交的背景は、パーレビ氏の発言が注目を集めた理由と、致死性のない小規模な抗議事件が、より大きな政治的局面の一部となった理由を説明するものだ。

この出来事によってイランをめぐる政治的均衡が変わったわけではないが、亡命中であってもパーレビ氏への評価がいかに割れているかを示した。ベルリンでの同氏の登場は支持者と敵対的な反応の双方を引き寄せ、イランの将来の指導体制をめぐる議論に引き続き付きまとう緊張を浮き彫りにした。