NCAAは、歴史的な出来事があった日である2026年5月7日、ディビジョンIの男女バスケットボール大会について、次のシーズンからそれぞれ出場枠を68チームから76チームへ拡大すると発表した。この変更により、各大会で8チーム、8試合が追加され、いずれの大会にとっても数十年で最大の出場枠拡大となる。[Source 12341]

改定後の方式では、各大会で24チームが新設される「マーチ・マッドネス・オープニングラウンド」の12試合を戦う。出場するのは、シード順位が最も低い一般選出の12チームと、シード順位が最も低い自動出場権獲得の12チームとなる。その勝者は従来通りの64チームによるトーナメントに進み、男子は木曜日、女子は金曜日に開幕する日程も維持される。68チーム制では60チームがこの段階へ直接進んでいたが、今後は52チームのみとなる。[Source 12341]

男子のオープニングラウンドの試合は、2011年から「ファースト・フォー」を開催しているオハイオ州デイトンと、公開入札で選ばれる第2の会場に分けて行われる。NCAAは、今後2年間の追加会場を7月に選定する予定だ。女子のオープニングラウンドは、大会の上位16シードのうち12チームのホームコートで開催される。[Source 12341]

追加される試合は火曜日と水曜日に組まれる見通しだ。NCAAのバスケットボール担当上級副会長ダン・ガビットは、男子の放送計画では開始時間をずらしたトリプルヘッダーとして毎晩6試合を放送する可能性があると述べたが、日程の決定にはテレビ放送パートナーも関与する。オープニングラウンド終了後、大会は確立された3週間の構成を維持する。ガビットは、76チームを超える出場枠をこの期間内に収めるのは難しいと述べた。[Source 12341]

資金面は決定の中核を占めた。大会のメディア契約の価値は、現行契約の残る6年間で年約5,000万ドル増加する見込みだ。NCAAは、その期間中に各校が大会ユニットによる分配金を追加で1億3,100万ドル以上受け取ると予測している。ガビットは、移動費、チーム手当、試合運営に必要な追加資金がなければ、出場枠の拡大は実施されなかっただろうと述べた。[Source 12341]

NCAAはまた、これまで制限していたビール、ワイン、蒸留酒、ハードセルツァーなどの酒類カテゴリーにも、大会スポンサーとなる機会を開放した。AP通信は、スポンサー契約の対象拡大と追加の広告枠が、出場枠拡大を財政的に実行可能にする一助となったと報じた。[Source 12340]

支持者は、この変更について、ポストシーズンへの出場機会拡大を求める加盟校への節度ある対応だと説明している。ガビットは、NCAAの全32カンファレンスのうち、いかなる水準でも拡大に反対したところはなかったと述べた。一方、批判派は、追加される一般選出枠が強豪カンファレンスのチームに偏って恩恵をもたらすのではないかと疑問を呈している。コネティカット大学(UConn)女子のジェノ・アウリエンマ監督は、この措置は財政的な動機によるものだと評し、女子の出場枠を拡大する必要性に疑問を示した。[Source 12340]

男子大会が最後に68チームへ拡大されたのは2011年で、女子は2022年に68チームとなった。開幕段階は拡大するものの、NCAA当局者は、マーチ・マッドネスのなじみ深い64チームによる部分はそのまま維持されると述べた。[Sources 12340, 12341]