発生日:2026年5月8日。 ラウラ・フェルナンデス氏がコスタリカ大統領に就任し、この中米の国を率いる史上2人目の女性となるとともに、退任するロドリゴ・チャベス大統領が築いた政治運動を継承すると約束した。

政治学者のフェルナンデス氏は、チャベス氏が新政権の中枢にとどまる形でサンホセにおいて就任した。フェルナンデス氏はチャベス氏を大統領府相と財務相の両方に任命し、前任者に政府内で最も重要な二つの役職を与えた。大統領府相は、行政と立法議会の関係管理についても一部責任を負う。

提供された報道によると、こうした体制はコスタリカ政治では前例がなく、チャベス氏が新政権に対する大きな影響力を維持できる立場に置いた。また、汚職疑惑や選挙活動をめぐる捜査が継続する中、同氏の法的免責もさらに4年間延長された。これらの捜査が存在すること自体は不正行為を立証するものではなく、議員による同氏の免責剥奪の試みは過去2回とも失敗していた。

2025年9月の最初の試みは、チャベス氏が元顧問を優遇するよう公務員に圧力をかけたとの疑惑に関するものだった。12月には、最高選挙裁判所が選挙運動中の不適切な政治介入疑惑について調査を求めた後、2度目の試みが行われた。チャベス氏が閣僚の地位を維持したことで、これらの問題が未解決の間も同氏は保護されることになった。

フェルナンデス氏は自身の政権を、チャベス氏と結び付いた政治プロジェクトの切れ目のない継続として示した。同氏を二つの役職にとどめたことで、その約束は制度的な形を得たが、新たな国家元首と前任者の間で権限がどのように分けられるのかという疑問も生じた。この人事は、両氏の政治運動が既存の民主的慣行を試してきた、より広範な傾向を反映していた。

新政権はまた、ワシントンとの関係を優先する方針を示した。フェルナンデス氏は第2副大統領のダグラス・ソト氏を駐米大使に任命し、政権上層部と外交上の役職との間に異例なほど直接的なつながりを設けた。

クリスティ・ノーム氏は、ドナルド・トランプ米大統領の代理として就任式に出席した。同氏は、トランプ氏が発表した地域犯罪対策の連合に関する特使を務めていた。ノーム氏は3月、コスタリカが米国から強制送還される人々を毎週最大25人受け入れる取り決めを完了させるため、チャベス氏と会談していた。

就任式によって、コスタリカの憲法に基づく大統領権限の移行は完了したが、政府中枢では際立った継続性が維持された。フェルナンデス氏は正式にチャベス氏の後任となったものの、その閣僚人事により、チャベス氏が財政政策、立法府との調整、政権の政治的方向性に引き続き影響を与えることが確実となった。

この体制により、政権移行は慣例的であると同時に異例なものとなった。就任式を通じて大統領職は引き継がれたが、退任した指導者はそのまま二つの注目度の高い役職に移り、新たな4年間の任期にまで及ぶ保護と影響力を得た。