# インドネシア・ハルマヘラ島のドゥコノ山噴火で登山者3人死亡

執筆:NeoTechNews編集部

2026-05-08、インドネシアのハルマヘラ島にあるドゥコノ山が噴火し、斜面にいた20人の一行が巻き込まれ、少なくとも登山者3人が死亡、ほか2人の安否が分からなくなった。北ハルマヘラ警察のエルリクソン・パサリブ署長によると、死者にはシンガポール人2人とインドネシア人1人が含まれていた。

噴火は、訪問者がまだ山にいた朝に発生した。パサリブ氏によると、マムヤ村の火山監視所で記者説明を行った時点で登山者15人が無事に下山していたが、行方不明となった残る2人について最新情報は示さなかった。金曜午後の時点でも、噴火が繰り返され、直ちに収容するのは危険だったため、死亡した登山者3人の遺体はまだ山中にあった。

科学者らが火山活動の活発化に気付いたことを受け、当局はすでに2026-04-17に一帯を訪問者に対して閉鎖していた。政府の警告は明白だった。活動の中心であるマルパン・ワリラン火口から4キロ離れるよう求めていた。当局はまた、火山灰が北方のトベロの町へ流れていると警告し、降灰、噴石、溶岩流が直接的な脅威となる可能性があるとした。

危険は今回の噴火だけに限られたものではなかった。火山地質災害軽減センターは前年12月から、観光客や登山者に火口へ近づかないよう警告していた。パサリブ氏によると、登山者らはソーシャルメディア上の呼びかけや登山道入口の警告標識を無視した。同氏は、多くの外国人訪問者がソーシャルメディア用のコンテンツを求め、閉鎖されているにもかかわらず先へ進んだとの見方を示した。

噴火が始まった際に斜面にいたガイドは、爆発前の山は異常なほど静かに見えたと語った。その後AFPに対し、火口の下で圧力が高まっているように見えたため、何か大きなことが起きると予想していたと話した。この証言は救助隊が目にした状況と一致していた。最初の爆発後も激しい噴火が連続し、人々が下山しようとする間も火口から岩石が噴き出し続けた。

ガイドによると、噴火が始まった時、合計約15人からなる観光客2組が火口縁の近くにいた。ガイドとドイツ人登山者2人は安全圏内にいたため生き延びた。一部の登山者は軽傷を負って病院に搬送された一方、ガイドとポーターは警察署に連行され、立入禁止区域に人々を連れて入ったとして刑事責任を問われる可能性がある。

インドネシアは環太平洋火山帯に位置し、約130の活火山があるため、火山リスクは例外的な出来事ではなく日常の現実だ。それでも、ドゥコノ山は噴火頻度の高さで際立っている。3月以降、200回近く噴火していた。この活動実績を見れば、当局が一帯を閉鎖し続けた理由や、今回の爆発後も避難を開始できる安全な時間帯を待っていた理由が分かる。

当面の焦点は人的被害だ。登山者3人が死亡し、2人が依然として行方不明であり、救助活動は山そのものの地形だけでなく、継続する火山活動にも大きく左右されている。