# イラク議会、数カ月の行き詰まりを経てアリ・アルザイディ氏を首相に承認

sourceId 12564によると、イラク議会は2026年5月14日アリ・アルザイディ首相の内閣を承認し、11月の選挙後から続いていた数カ月間の政治的停滞に終止符を打った。バグダッドで議員らが同政権を承認した後、ザイディ氏は憲法上の宣誓を行った。

この採決が重要なのは、次期政権を誰が率いるかを巡り、イラクで長期にわたる交渉が続いていたからだ。情報源によると、選挙後の議会は1月下旬までに大統領を選出することになっていたが、内部対立により手続きは4月まで遅れた。その後になって初めて、ニザール・アメディ大統領がザイディ氏を首相候補に指名し、組閣を命じた。

ザイディ氏は政治経験が限られた実業家として就任するが、米国とイランの双方から支持を取り付けている。こうした組み合わせはイラク政治では異例であり、同氏の選出がバグダッドと国外で注視されている理由の一つとなっている。

承認された内閣には、よく知られた複数の人物が含まれた。情報源によると、フアド・フセイン氏は外相に留任し、バシム・モハメド・フダイル氏が石油相に指名され、ハリド・シャワニ氏が法相に留任し、イランの支援を受けるバドル機構のムサンナ・アリ・マフディ・アルタミミ氏が水資源相に就任した。議員らは内務相を含む複数のポストで合意しておらず、内閣承認は重要ではあったものの、未完だったことを示している。

ザイディ氏は議会で、自身の優先事項には開発、経済の多角化、治安部隊の強化、すべての武器を「国家の手中」に置くことの確保が含まれると述べた。この表現は、競合する諸勢力間の政治的均衡を保ちながら、武装集団の力をいかに弱めるかという、イラクで繰り返される統治上の課題を示している。

新首相の支持基盤自体が、イラクの分断された政治の産物である。情報源によると、同氏を指名したのは、議会最大勢力を形成するシーア派政党連合「調整枠組み」だった。また、ヌーリ・アルマリキ元首相や、退任するムハンマド・シーア・アルスダニ首相らの支持も受けている。

国際社会は直ちに反応した。イランのアッバス・アラグチ外相はザイディ氏に祝意を表し、イラクはイランの外交政策で最優先に位置付けられていると述べた。米国のトム・バラック・シリア担当特使兼駐トルコ大使も同氏に祝意を示し、ワシントンは新指導部に期待を寄せていると述べた。この双方からの支持は、ザイディ氏が引き継ぐことになる綱渡りの外交を映し出している。

ザイディ政権は、イランが支援する民兵組織と人民動員隊の将来を巡って圧力に直面するとみられる。情報源によると、米国はバグダッドに対し、これらの組織を武装解除し、正式に国家機構へ統合するよう求めており、民兵司令官への制裁と見返りの双方が依然として選択肢となっている。こうした圧力により、新内閣の発足は国内政治上の出来事にとどまらず、イラクの安全保障と外交政策の方向性を左右するものとなっている。

現時点で最も重要な事実は、行き詰まりが終わったことだ。数カ月の遅延を経て、議会はついに内閣を承認し、新首相を就任させた。ザイディ氏が効果的に統治できるかどうかは、そもそも同氏の任命を必要にしたのと同じ諸要因、すなわち連立政治、民兵の影響力、外国からの圧力、基本的な国家能力への要求をどう管理するかにかかっている。