# コンゴとウガンダの症例で地域的警戒高まる、南スーダンがエボラ警報
発生日:2026-05-15。
南スーダンの保健当局は、コンゴ民主共和国東部と隣国ウガンダで新たな感染が確認されたことを受け、エボラ警報を発令し、国境を越える人の移動によって南スーダンへ感染が拡大する可能性が高まり得ると警告した。
ラジオ・タマズジュによると、保健省と国立公衆衛生研究所は、コンゴのイトゥリ州で採取された20検体のうち13検体から、予備的な臨床検査でエボラウイルスが検出されたと発表した。株を特定するための遺伝子配列解析はなお進行中だった。同省は流行の規模にも言及し、コンゴでは1976年に同ウイルスが初めて確認されて以来、17回目となるエボラ流行に直面していると述べた。
報道の数字は、当局がなぜ迅速に動いたのかを示している。同省によると、コンゴではすでに疑い例246件と死者65人が記録されており、検査で確認された13症例のうち4人が死亡した。影響を受けた地域にはモングワルとルワンパラが含まれ、ウガンダおよび南スーダンとの国境に近い都市ブニアでも感染疑いが報告された。
南スーダンが懸念したのは、流行地域までの距離だけでなく、その周辺の状況だった。ラジオ・タマズジュによると、当局は、治安の悪化、採掘活動に伴う人口移動、不十分な接触者追跡、影響地域の近さを、リスクが高まっている理由として挙げた。公衆衛生の観点では、これらは局地的な流行を地域全体の課題へと変え得る要因である。
ウガンダでの確認により緊急性が増した。報道によると、ウガンダ保健省は、59歳のコンゴ人男性について、国外から持ち込まれたブンディブギョ型エボラウイルス病の症例を確認した。男性は5月11日にカンパラのキブリ・ムスリム病院へ入院し、発熱、呼吸困難、腹痛、吐き気、出血症状を発症した後、5月14日に集中治療室で死亡した。ウガンダ当局は、国内感染を示す証拠はないと述べた。
南スーダンは、世界保健機関(WHO)や協力機関と連携し、備え、監視、迅速対応策を強化していると述べた。また国民に対し、発熱、嘔吐、下痢、異常出血に注意し、疑い例があれば最寄りの施設または無料通話のホットラインを通じて速やかに報告するよう呼びかけた。さらに、感染が疑われる患者との直接接触を避け、厳格な手指衛生を維持し、感染した動物に近づかず、安全でない埋葬を避けるよう求めた。
この警報は、エボラが南スーダンへ侵入したという宣言ではない。近隣で進行する流行の影響が同国にも及びかねないとの警告だ。その意味で、保健省のメッセージは日常的であると同時に緊急性を帯びていた。流入の可能性が1件の症例、集団感染、あるいはより広範な緊急事態となる前に備えよ、ということである。



